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住宅ローンを組む際の融資手数料 どちらが得か損か?

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  こんにちは。岡山のFPことファイナンシャルプランナーの満倉誠です。

  9月に入って住宅ローンの金利も僅かですが上がりましたね。銀行によってマチマチですが、0,05%ほど上がりました。まあ上がったとしても過去最低金利は間違いないと思いますし、再来年の消費税アップ等背中を後押ししてくれるような要因は最近目立ってきました。

  あと、住宅ローン減税も来年までというのはこれから住宅を購入される方にとっては考えるところです。住宅ローンを組む際、よく融資手数料とかいう言葉を聞かれたことがあると思います。初回に支払う金額で本実行から差し引いて支払う場合、自分でお金を支払っている感覚がないのであまり考えないかもしれません。

  この融資手数料ですがAタイプBタイプという言い方をする場合がありますが、銀行によって言い方も違えば金額も違います。

  例えばA銀行で2,500万円借りたい場合ですと・・・

  (1)融資手数料  融資額×2.1% 融資金利 1.89%
  (2)融資手数料  31,500円 融資金利 2.19%

  こういう表記があったとします。どちらをあなたでしたら選びます?(1)か(2)か。

  融資金利のみ見ると(1)の方が1.89%ですから(2)に比べると金利が低いですね。ただ、融資手数料を考えると2,500万円×2.1%なので525,000円の融資手数料を支払うことになります。(2)を選んでおけば融資手数料が31,500円で一律ですから初回の融資手数料のことだけ考えれば(2)の方が少なくなります。

  つまり(1)は初回に支払う金額は高いけれども融資金利は(2)に比べると低いですから毎月の支払い額が(2)に比べると少なくなる払い方。(2)は初回に支払う金額は少ないけれども融資金利は(1)に比べると高いですから毎月の支払い額は①と比べると多くなる払い方です。

  どちらが得か損か・・・言い方を替えれば総返済額が少なくなるのはどちらか?実際計算してみれば分かることですが、そういった仕組みを理解しておくことは大変重要なことです。

  融資手数料をどうするのか・・・。住宅を買うということは決断の連続です。土地から始まり、工法、住宅メーカー選び・・・間取り、色決め、住宅ローン等々決めることは山ほどあります。休日も住宅の打ち合わせで潰れ、ご夫婦お疲れ状態ってな話はよく聞きますね。

  家もご主人、奥様と趣味(夢)が違う場合がありますからケンカにならないようにしたいものです。外観(ご主人は木造派、奥様は2×4)でもめて、間取りでもめて(子供部屋の数、ご主人の書斎、キッチン等)、色でもめて・・・。

  住宅ローンでもめて・・・家が完成したころは二人の心も離れていた。ヾ(^^;) 「おいおい」

  そんな笑い話にもならない話・・・。よく聞きますよね。新築したばっかりの家にご主人が一人きりで住んでいる。(^_^;) 

  ちょっと話が別の方に行きかけてきましたので今日はこの辺りで。それだけ、家に対しては皆さん熱い思い入れがあるということですね。ε=( ̄。 ̄;)フゥ

《満倉 誠》
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満倉 誠

満倉 誠

満倉FP事務所 代表 ファイナンシャルプランナー 1971年、岡山県岡山市生まれ。前職は、不動産会社の営業マン。高校卒業後、会社員となり、広島・愛知・静岡・山口へ転勤を重ね、さまざまな人と出会い刺激を受け、営業経験を磨く。20代頃から不動産関係に興味を持ち、住宅メーカー、司法書士事務所に勤務。 不動産会社を経て、2009年満倉FP事務所を開業。現在は、ファイナンシャルプランナーとして、岡山県を中心に活動中。 ■資格 AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャルプランナー) 2級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格) 宅地建物取引士(第009830号) 生命保険募集人資格 ■その他 趣 味:ドライブ・映画鑑賞 スポーツ:卓球・柔道(初段)・ラグビー 好きな言葉:『ありがとう』・『感謝』 寄稿者にメッセージを送る

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