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投資のプロ(ウォーレンバフェット氏)は損切りのタイミングを知っている

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  今回は投資戦略についてお話ししたいと思います。下記の表をご覧下さい。


  このような動きをしたファンドが3つあったとします。あなたならどのファンドに投資をしますか?答えはどのような投資戦略を採用しているかによる。です。

  ☆一括投資で運用を始める

  ‘Don’t lose money’ – ウォーレンバフェット

  投資の神様と呼ばれているウォーレンバフェット氏は、投資の最優先事項として、このような言葉を残してます。この言葉が意味するところは買うタイミングも重要ですが、売るタイミングも重要だということです。

  よく投資の素人でも買うタイミングは知っているが、投資のプロは売るタイミングを知っていると言われています。下記の表をご覧下さい。


  この表は、年間に出した損失の後に一体どれだけリターンを出せば元本を回復するかという表です。

  例えばAnnual Lossが20%の場合だと1年目には元本を回復するために25%のリターンを出さなければいけません。その後リターンを出すことができず、2年目にさらに20%損失を出してしまえば、56.25%ものリターンを出さなければ元本を回復しないということです。損失が広がれば広がるほど、元本回復のためのリターンは大きく広がってしまいます。

  普通の人は最初に損が出てしまった場合、「いつか回復するだろう」という計画性のない楽観的観測、もしくは「今売ってしまうと損が確定してしまう。」というもったいないという気持ちから、損切りをすることを拒んでしまいます。結果、購入したファンドは塩漬け状態になってしまうのです。

  このような状況を避けるために、早めに損を確定させ、もっと投資効率の良いファンドに乗り換えることが重要なのです。投資の神様と呼ばれるバフェット氏は、この損切りのタイミングが絶妙なため、ダウンサイドリスクの最小化を図る事ができ、今の資産を築いたともいえます。

  しかしながら、このような売るタイミングはプロともいえど非常に難しいということが現実にあります。このようなリスクを軽減させるために、どのような戦略をとればいいのでしょうか?

  来週に続きます。。。

《吉原 健一》
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吉原 健一

よしはらFP事務所 代表FP はがゆい思いをした会計事務所時代、視野が広がったスペイン留学時代、絶対に間違っていると思った保険会社勤務時代を経て、「徹底的にお客様の利益になることのみをする!!」と志、誰でも気軽に無料で相談できるファイナンシャル・プランナー事務所を設立、現在に至る。 ■保有資格   CFP(日本FP協会の国際ライセンス) 1級FP技能士(国家資格)   個人情報保護士  日商簿記検定1級  証券外務員二種   住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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