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いまだに変動金利型住宅ローンが主流のなぜ??

ローン 住宅ローン

  先日FP仲間の方と「住宅ローン」の話題になったのですが、「えっ」と思ったことがありましたのでお伝えします。ちなみにそのFP仲間の方は不動産業者と連携、ビジネス展開をされているので住宅ローンの現状をよく知っています。

  そこで「え~」と思ったことが、今後はインフレになって金利が上がるかもしれないと言われていますよね。ところが成績欲しさなのか?知識が無いだけなのか?未だに変動金利の住宅ローンを積極的に販売しているらしい・・

  もちろん目先の金利が低いほうが、月々の返済額も少なくて済むし、返済比率(収入と返済額の割合)も基準に収まりやすい。

  つまり、一見

 「住宅を建ててもらいたい業者」と
 「住宅ローンを借りてもらいたい銀行」と
 「住宅ローンを借りて家を建てたい人」

  で三方よし。のように見えますが、実はそうではないのです。

  わかりますか?

  そうです、住宅ローンを変動金利で借りた場合、今は良いのですが将来金利が上昇した場合返済額が増える可能性大。場合によっては今の倍の返済額になるケースもあるのです。

  つまり固定金利の住宅ローンも選択肢のひとつとして提案、今後の金利動向などを説明して選択していただかなくてはいけないと思います。ところが、その説明をきちんとせず、目先の数字を積み上げるために変動金利の住宅ローンを取扱いが増えている。

  ただ住宅が売れればいい、住宅ローンを借りてもらえればいい、という姿勢ではどうかなと・・

  こういった相談は医療業界でいうセカンドオピニオン的な存在も必要。それが中立的な立場であるファイナンシャルプランナーに、聞いてみたほうが良いでしょう。

《藤井 伸喜》
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藤井 伸喜

株式会社 Jリスクマネージメント 新潟中央支社 新潟支部長 信金、証券、保険の業界での22年間の経験を活かし、地域のみなさんの役に立ちたいといった想いを持ちながら日々仕事に取り組んでいます。さて、その中で僕が力を入れて取り組んでいる活動は地元新潟を中心に、大人も子どもも「正しいお金の知識」や「お金を賢く使うため知恵」を学ぶことの出来る環境を整えることです。なぜそれが必要かといいますと、日本人がこれから本格的に来る、グローバル社会の中で生き残るため、つまり自立型人間となるために必要な要素だと思うからです。 寄稿者にメッセージを送る

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