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シニア世代に資産運用は本当に必要か?

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シニア世代に資産運用は本当に必要か?

  60歳。定年。いくばくかの退職金が入ってくる。仕事をしない場合、現在は過渡期だが、年金を主に生活をしなければならない。巷ではニーサだとか騒いでいる。なんだろう?そんなことはそうでもいい。

  リタイア後は、お金を運用して増やすことではなく、いかにして減らさないことが一番肝心なのだ。

  金融マンや、その手先(誰とは言わない)があなたが生涯、イヤなことも相当あったでしょう。お察しいたします。退職金を手ぐすね引いて狙っています。

  もう1度大事だから書きます。リタイア後、あなたにとって大事なことは、運用してお金を増やすことではなく、減らさないことなのです。

  文春文庫『老後のお金』に金融マンからお金を守る15の金言(山下知志)という項目があるので、そのうち10を掲載するので、モーセの十戒のごとく耳を傾けて欲しい。編集部はその意味をウキペディアで必死で検索していることだろう。ククク。無学やヤツめ。

  そういう個人的なことは放っといて、ご紹介します。

1、「定期よりもお得」は「定期よりも危険」
2、「年金代わりに受け取れます」は預金を取り崩しているのと同じ
3、「夢」のある商品は「悪夢」を見ることが多い
4、「あわてて解約しない方が得」で「得」をするのは金融会社
5、「元本保証」を匂わせた商品の元本は決して保証されない
6、「こんないい話を断るのですか」と言われたら、断った方がよい
7、仰天する金利にはリスクのある商品がついてくる
8、「次は上司と一緒にうかがいます」と言われたら、断るのが無難
9、「今が買い時」と言われたらういったん頭を冷やして考える
10、「あなただけに特別に」と言われたら詐欺を疑え

  なかなかウィットにとんだ、金言ではないですか。フランスの低俗な風刺画よりも、よほど高尚だ。私も今回「あなただけに特別に」お教えしました(笑)。

《中森 学》
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中森 学

中森 学

なかもり行政書士・FP事務所代表 商工会議所で10年間勤務後、独立、シニア世代の資産設計や遺言書作成などの相続関係を主業務としております。また基礎から分かりやすく経済問題を解説します。 <保有資格>行政書士、2級FP技能士、貸金業務取扱主任者、マンション管理士、管理業務主任者 寄稿者にメッセージを送る

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