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消費税増税に対抗する家計の見直し方法(4)

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消費税増税に対抗する家計の見直し方法(4)

 これまで3回にわたって、消費税増税に対抗する節約方法について紹介してきましたが、節約することは分かっていても、なかなか節約できない。または、節約や家計の見直しは他人事の方もいるでしょう。

 しかし、最近、収入の減少により家計が行き詰まるケースが増加しています。しかも、年収が700万円や800万円といった比較的、年収が比較的高い世帯でも見受けられます。

 通常であれば、家計が行き詰まることは考えづらいのかもしれませんが、年収が高ければ高いほど、その分だけ生活の水準も高くなり、支出も増えている場合が多いのです。

 そして、収入が大幅に下がった場合でも、住宅ローンや教育費などの固定費が高い水準になっているとともに、高い生活水準に慣れてしまっているため、生活水準を下げることで、自分の中で見ず知らずのうちに持っている“プライド”を傷つけられた気分になってしまうことも多々あります。このように、一旦、生活水準を高めてしまうと、なかなか生活水準を下げることが難しいのです

 最近は、世の中の流れも速く、ビジネス社会においても企業の浮き沈みが激しい時代になっています。これは、中小企業だけでなく、大手企業においても同じです。したがって、今の収入が、今後も継続して得られるとは限らない時代になっています。

 節約がなかなかできない、さらには、なかなか貯蓄ができないといった場合、今の収入が今後も保証されている訳ではないということを理解した上で、まずは少しでも危機感を持つことが重要だと思われます。

《岡田 佳久》
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岡田 佳久

執筆者:CFP、FP技能士1級 岡田 佳久 岡田 佳久

株式会社オーブレイン 代表取締役 (講演実績)一般向けセミナー、民間企業、高等学校、大学、資格専門学校、社団法人、NPO法人、商工会議所、男女共同参画センターなど(累計約1,000回以上)。(執筆実績)産経新聞、神戸新聞、Yahoo!JAPAN、ダイヤモンド社、わかさ出版など多数 ≪保有資格≫CFP、FP技能士1級、キャリアカウンセラー(CDA)、 1級DCプランナー(金融財政事情研究会) 、第二種証券外務員(未登録)、住宅ローンアドバイザー(金融検定協会) 寄稿者にメッセージを送る

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