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クレカ・電子マネー派は要注意 消費税増税に対抗する家計管理術

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クレカ・電子マネー派は要注意 消費税増税に対抗する家計管理術

 消費税が8%になって約1カ月。増税前に日用品や保存のきく食品などを買いだめしていた方もそろそろ在庫が少なくなってくる頃ではないでしょうか? 4月はストック品で支出が少なく済んでいたかもしれませんが、そろそろ通常の支出に戻りますね。収入が増えていないのだったら、どこかで節約しないと家計が苦しくなります。

すでにギリギリの状態だと貯金を取り崩すことにもなりかねません。この機会にしっかりと家計を見直しましょう。

クレカ・電子マネー派は要注意!

 特に注意したいのは、普段の買い物をクレカや電子マネーで支払っている人。これまでと同じ感覚で使っていると、増税分の支出が増えることになります。増税に対抗するには、あらかじめクレカや電子マネーで使える金額を決めておき、その金額を超えないようにすることが必要です。

 その際、「食費・日用品は1週間に1万円」というように、短いスパンで決めておいた方がペースをつかみやすいのでおススメです。レシートをきちんともらい、1週間にいくら使ったかを集計します。使いすぎていたら翌週は少し引き締めて、1ヵ月で予算を守れるように頑張りましょう。

金額の記録にはスマホアプリが便利

 使った金額を記録するのは家計簿が基本ですが、簡単に記録できるスマホアプリもたくさん出ているので試してみると良いでしょう。例えば、レシートを読み取ることで簡単に記録できる「レシーピ!」や「ココマネ」、「家計簿 Zaim」や、金額を入力するだけの「2秒家計簿おカネレコ」などがおススメです。

クレカ・電子マネーのメリット

 支払いがスムーズに済む反面、使いすぎが気になるクレカ・電子マネー。しかし、ポイントが貯まるとオトクな特典を受けることもできますし、交通系電子マネーでは運賃を支払う際に現金より安くすむ場合もあります。うまく使いこなして、消費税増税に負けない家計を目指しましょう。(執筆者:福島 佳奈美)

《福島 佳奈美》
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福島 佳奈美

福島 佳奈美

ファイナンシャルプランナー(CFP®) 1968年生まれ。大学卒業後、情報システム会社で金融系SE(システムエンジニア)として勤務し、出産を機に退社。2006年にファイナンシャルプランナー(CFP®)資格を取得する。その後、教育費や保険・家計見直しなどのセミナー講師、幅広いテーマでのマネーコラム執筆、個人相談などを中心に、独立系ファイナンシャルプランナーとして活動している。 <保有資格>CFP、消費生活専門相談員、DCアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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