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社会人初給料の使い方で将来のマネープランに格差が出る

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社会人初給料の使い方で将来のマネープランに格差が出る

 パリッとしたスーツに身を包んだ新社会人。期待と不安の新生活が4月から始まり、先日嬉しい初給料日があったと思います。その初のお給料で新社会人のみなさんに、ぜひとも行なって欲しいことがあります。それは、貯金です。

20代は貯金していない方が多い

 金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯)2012年によると、20代の年収300万円未満の方の預貯金などの資産額は

ない 47.4%
100万円未満 27.5%

 合わせると、預貯金額等の資産が100万円未満の方がなんと74.9%にもなります。

 社会人スタートしたばかりで、まだ、今後の人生計画は立たないでしょうが、お金を貯めるには時間がかかります。いざ必要となってからでは間に合わないこともあるでしょう。早くスタートすればするほど、無理なく資産形成をしていくことが可能です。

社会人一年目から貯金すると将来どのくらい差がつくのか

 では、社会人一年目から計画的に貯金をしていくのとしないのとではどのくらい差がつくのでしょうか。

 初めてのお給料から毎月2万円を30歳まで続けたとしましょう。すると、2万円×12ヶ月×8年=約200万円が貯められます。ボーナスで年間20万円を貯金したとすると約160万円。トータルで360万円が貯蓄できます。自宅通勤で貯蓄に回せる額の大きい場合は、600万円近い金額に達することも可能です。

 8年後の30歳なんて先すぎて想像もつかないと思うかもしれませんが、意外とあっという間。

 貯金があれば、人生計画の変更や夢の実現、病気等にある程度の対応が出来ます。貯金がなければ難かしい場面も多いものです。これからの社会人生活を楽しみつつ、一定額を貯金していくことによって将来の自分が不自由しないように準備していきませんか。(執筆者:大木 美子)

《大木 美子》
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