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積極的なアクションがキーポイント 芸能人に学ぶ株投資の極意(2)

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積極的なアクションがキーポイント 芸能人に学ぶ株投資の極意(2)

 先日、「芸能人に学ぶ株投資の極意(1) 杉原杏璃さんが1000万円稼げた理由」の記事の中で、グラドルの杉原杏璃さんが如何に稼いでいるか、その投資術に注目したのですが、今回も杉原さんを含めた有名人の株式投資術から貴重な教訓を得て頂ければと思っています。

杉原杏璃さんの学習法に学ぶ

 初めに注目したいのは、前回と同じく杉原杏璃さん。杉原さんは、すべて独学で投資を研究してきたとのことですが、注目したいのは彼女の学習法です。


≪杉原杏璃さんの学習法に注目!≫

『携帯で、1時間ごとに株価をチェックしています。お気に入りの銘柄を登録して、15社くらいは常に追う。一日の最低株価と最高株価をノートにつけていて、売り買いのタイミングを決めていますね。

それでわかってきたのが、年末になると株価が上がっていくという波長。11月末に買って、お正月が終わる頃、決算前に売るというのが恒例になっています。昨年末は、東証一部に上場した楽天株を買って、年始に売り、10万円くらいプラスになりましたよ』(引用元:現代ビジネス http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38253?page=4)

 彼女は ”一日の最低株価と最高株価をノートにつけ”、株価の動きのパターンを掴むことができたわけですね。この学習法は私たちも見習いたいところです。

 目ぼしい株式銘柄を見つけたら、値動きを徹底的に分析してみましょう。一日の動きだけでなく、1週間の値動き、1カ月の値動きを詳しく見ていくと、例えば「毎週水曜日に値上がりする確率が非常に高い」とか「毎年○月に値下がりする傾向がある」などの“パターン”が見つかるかもしれません。

 実は、私も同じような研究を重ねてあるパターンを探し当てたことがありました。2008年頃、デイトレーダーに超人気で東証一部上場の某株式銘柄に注目し徹底調査してみたところ、「毎日その日の安値を買い、翌営業日の始値で売れば、1カ月トータルで利益がプラスになる」というパターンを見つけ、利益をあげることができたのです。

 ポイントは徹底的な研究です。利益を出すためには、杉原さんのようにしっかりと値動きを分析する姿勢が重要なんですね。

北野誠さんの投資術に学ぶ

 次に注目したいのが、タレントの「北野誠氏」。


 まずは、現代ビジネスからの引用をご覧下さい。

『タレントの北野誠氏(54歳)は、昨年、株とFXによる投資で2倍に資金を増やしたという。もっとも大きな利益を生んだのは、意外な銘柄だった。

「一番熱かったのは、アイフルです。貸金業法の改正後も潰れずに残った独立系は強いんですよ。一昨年、野田内閣が衆議院を解散した時点で、すぐに仕込みました。当時アイフルはボロボロで、誰も注目してませんでしたけどね。 買ったときの株価が200円くらい。3倍の600円をつけたときに売りましたけど、もっと買っておけばよかったとホンマ思いましたわ。

株がおもしろいのは、実績が伴う前の推測で値が動くこと。それをいかに先回りして見つけるかが勝負ですからね」』(引用元:現代ビジネス http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38253?page=4)

 北野さんは、貸金業法の改正後も潰れずに残った独立系「アイフル」は、将来的に株価が上がると見込んでアイフル株を仕込み、その結果資産増に成功したわけです。そう、株価は将来への期待感を織り込んで動きますから、今は株価が低くとも将来的に値上がりを期待できる株式を買うことで、北野さんのように大きな利益を上げることができるのです。

 例えば「マネーパートナーズGP」(証券コード8732)。海外で使えるプリペイドカード「マネパカード」発表後の株価は230円台から一気に500円台へ。9月26日の終値ベースでは377円と落ち着いていますが、期待感から株価が跳ね上がったわけですね。

 こうした将来的に株価が上がる潜在能力を秘めた銘柄を探し出すことが資産増に繋がる、ということを肝に銘じておきましょう。

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杉原杏璃さんと北野誠さん、二人に共通する教訓とは

 大切な教訓となりますが、杉原さんと北野さんの投資術から一つの共通点が浮かび上がってきます。それは株式投資に対する積極的な態度です。言い換えると、積極的に各銘柄を分析し、それ相応の根拠を持って売買していることです。

 どの株式にも株価が上がる保証はないものの、その保証となる根拠を探し出し資産を投じる、その積極的なアクションは私たちが真似るべき点ではないでしょうか。

 「彼らは若いからある程度無茶ができる」と思うかもしれませんが、北野誠氏は1959年1月25日生まれですから、今の時点で55歳になります。一般的に言えばもう少しで定年を迎える時期で、年齢的には決して若くはありません。しかし、思考パターンに若さが漲っていますから、積極的な資産運用ができるのだと思います。

 最後に、今回学ぶことができた大切な3つの教訓をおさらいです。

◆株価の動きを徹底的に研究し、一定のパターンを見つけだす
◆潜在能力を秘めた銘柄を探し出す
◆資産増を成功させるために積極的なアクションを起こす

 私たちも有名人の投資術から教訓を学び取り、是が非でも資産運用を成功させることにしましょう。(執筆者:堀 聖人)

《堀 聖人》
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「お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう」ことをライフテーマとするアラフォー。銀行にお金を預けるだけでは時間とお金を活かしきれていないと悟り、お金がお金を生む仕組みを独学で学ぶ。投資歴は株式投資8年、FX3年。開設済み証券口座は5口座、FX口座は10口座以上。株式投資、FX投資、クレジットカードをメインに鋭い視点からなるコラム執筆中。日経ヴェリタスなどでもコメント。 <保有資格>:第二種証券外務員資格 <メディア掲載>:日経ヴェリタス 2015年11月15日号、 株完全ガイド(晋遊舎) 寄稿者にメッセージを送る

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