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キャイ~ン天野ひろゆき氏の投資術 芸能人に学ぶ株投資の極意(5)

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キャイ~ン天野ひろゆき氏の投資術 芸能人に学ぶ株投資の極意(5)

 リーマンショックという100年に一度と言われる金融危機に面し、資産を失った人が多い中で生き残ることができた天野ひろゆきさん。芸能界の中でも投資家として信頼される天野さんがおすすめする投資術、一見の価値がありそうです。


≪キャイ~ン天野ひろゆきさんの投資術に注目≫

 投資経験のない方が初めて投資をしようという時、二の足を踏むのはうなずけます。勢い余って “二の足” が “勇み足” になってしまったら悲しい限りですからね。しかし、投資家として経験豊富な天野さんが、こんなことを勧めていました。

『投資は、まずはやってみて、儲かったとか、ちょっと損しちゃったとか、そういうのを経験することが大切なんですよ。NISAでまずは感触をつかみながら、自分ならどう投資していくかを、「お試し」みたいな感じで勉強していくといいですね。』(引用元:モーニングスター http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo-fund/nisa/interview03.html)

 まずは、ちょっとやってみる! 一言で要約すると、こんな感じでしょうか。投資を手掛ける私もまったく同感です。初めから大金をつぎ込む必要はありません。ほんの少額で、目ぼしい株を一株買ってみて下さい。この「買う」という一回の注文が大きな一歩になります。

 「美味」と言われる料理を写真で見るだけでは、その本当の味は分かりません。実際にその料理を口にした時、初めて「美味」と言われる味を味蕾(みらい)で感じ、「この料理は美味しい」と言えますよね。

 株式投資も同じで、卓上の計算はあくまでも計算に過ぎません。実際に株を一株買い、その後の株価によって利益または損失を被ることになるわけですが、その一つの経験が将来の株式投資の糧となるのです。

 このタイミングで買うべきだった、この時点で売るべきだった…などなど。たった一回の株式売買で得られる教訓は、ものすごく大きいのです。まずは、ちょっとやってみる! この気持ちで一株買ってみましょう。

 株式投資における気持ちの持ち様も肝心なようです。

『カツカツで一喜一憂するより、楽しみながらやれるといいですね。投資をマネーゲームと捉えている人もいるかもしれませんが、もっと楽しみながら、余裕を持ってやるのがいいですよ。よく使う化粧品メーカーを応援しよう、みたいな感じで。それで株主優待が送られてきたら、またうれしいじゃないですか。』(引用元:モーニングスター http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo-fund/nisa/interview03.html)

 株式投資だけでなく、人生そのものにも当てはまると思うのですが、株式投資を楽しむ気持ちが重要だということです。喜びの気持ちを保つことが健康に寄与するというのは、すでに医学的にも証明されているわけですが、株式投資も楽しんじゃいましょう、というのが天野さんオススメの投資術なんですね。

 株式投資を大きく分けると二つの目的があり、一つはキャピタルゲイン(株価差益)、もう一つがインカムゲイン(配当金・優待)です。どちらの投資目的も重要ですが、純粋に楽しいと感じられるのは株主優待かと。

 企業が違えば優待商品も違います。保有株式種類が多ければそれだけ異なる種類の “プレゼント” が応援する企業から貰えるわけです。プレゼントを貰って嬉しくない人はいません。優待商品の箱を開ける度に感じるトキメキ。株式投資の醍醐味の一つであり、楽しく投資をする秘訣でもありますね。天野さんが仰るように、株主優待をメインとした株式投資を始めてみるのは如何でしょうか。

 天野さんの投資術から学べたのは、以下の2点でした。

◆ちょっとやってみる! の気持ちで投資を始める
◆株式投資を楽しむ気持ちを忘れないこと

 天野さんの投資術を見ることで、何とも言えない爽やかさを感じたのは私だけでしょうか? 株式投資の原点を思い起こさせて下さった天野さんの語りに感謝です。(執筆者:堀 聖人)

《堀 聖人》
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「お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう」ことをライフテーマとするアラフォー。銀行にお金を預けるだけでは時間とお金を活かしきれていないと悟り、お金がお金を生む仕組みを独学で学ぶ。投資歴は株式投資8年、FX3年。開設済み証券口座は5口座、FX口座は10口座以上。株式投資、FX投資、クレジットカードをメインに鋭い視点からなるコラム執筆中。日経ヴェリタスなどでもコメント。 <保有資格>:第二種証券外務員資格 <メディア掲載>:日経ヴェリタス 2015年11月15日号、 株完全ガイド(晋遊舎) 寄稿者にメッセージを送る

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