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売買比率情報を把握し利益率UPを狙うFXトレード法とは

投資 FX
売買比率情報を把握し利益率UPを狙うFXトレード法とは

時々見聞きするのが「FXの必勝法を教えて下さい」というもの。実際のところ、必勝法というものはありません。FX専業トレーダー(FX取引で生計を立てている人)でも勝率100%ということはあり得ないことで、プロのトレーダーでも損失をだすことは多々あるんです。


 しかし、それでもFXで生計を立てられるのは、トータルで利益がプラスになっているからでして、利益がプラスになるトレード法を確立しているからこそ、利益がプラスとなっているのです。

 それを踏まえ、FXで利益を上げられる確率が高いとされるトレード法を一つ、ここでご紹介しましょう。そのトレード法とは、FX各社提供の売買比率情報を基に売買するものです。

売買比率情報とは

 売買比率情報とは、個人トレーダーが保有するポジション (外貨を買っているか売っているか) の比率をグラフ等で表示した情報のことです。更新頻度が多いFX会社の一つがDMM.com証券の5分毎ですが、DMM.com証券を利用するFXトレーダーが各通貨を買っているのか売っているのかをグラフで表示していますので、簡単に売買比率がわかります。

 なぜ売買比率情報を参考にするのでしょうか。一つの理由は、世界のFX市場の約50%は、GMOクリック証券やDMM.com証券など日本国内のFX業者を介して取引されているためです。(Forex Magnates社 「四半期FX市場調査報告書」 に基づく統計:http://jp.forexmagnates.com/quarterly-report)

 つまり売買比率情報は、大部分のFXトレーダーが外貨を買っているかそれとも売っているかを表していると言っても過言ではないということ。言い換えると、売買比率情報は世界のFXトレーダーたちからなる大衆心理を表しているとも言えます。

 その情報を基に、あなたも一通貨を「買い」または「売り」とすることで、一定の利益を期待できるというわけです。具体的にどのように売買比率情報を活用できるでしょうか?

売買比率の高い方を売買する

 活用法の一つは、売買比率の高い方を売買する方法です。言うなれば、他のFXトレーダーの売買に倣って取引するわけですね。FXトレーダーのほとんどは、テクニカル分析やファンダメンタル分析に基づいて通貨を買うまたは売っています。ですから、そのFXトレーダーと同じポジションを保有することである程度の利益を期待できるのです。

 ただし、売買比率が大きく偏っている時を狙い目にして下さい。例えば、ドル円の売買比率が、「買い52%、売り48%」 という場合、トレーダーのレート予測が拮抗していることを意味しますので、この比率は参考になりません。買いが若干多いからドル円を買おうというのは、ちょっと違いますね。

 一方で、ドル円売買比率が 「買い70%、売り30%」 というケース、または片方のポジションが急激に増えたケースでは、高い比率となっているポジションを売買するのがセオリーになります。

FXに必勝法はないことをお忘れなく

 上の方法である程度の利益を期待できますし、筆者も一定期間試しにやってみましたが、トータルで利益がプラスになりました。その時は、買いまたは売りの比率が70%を越えた時のみ売買するというルールを決めて取引してみました。

 しかし、くどいですがFXに必勝法はありません。あくまでもトータルで利益を上げるためにどの手法を用いるかが重要なポイントとなります。トータルで利益を上げられる可能性の高い手法の一つが、今回ご紹介した売買比率情報を基にした取引法です。

 参考になれば幸いです。(FXを含め投資行為すべては自己責任でお願い致します)(執筆者:堀 聖人)

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《堀 聖人》
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「お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう」ことをライフテーマとするアラフォー。銀行にお金を預けるだけでは時間とお金を活かしきれていないと悟り、お金がお金を生む仕組みを独学で学ぶ。投資歴は株式投資8年、FX3年。開設済み証券口座は5口座、FX口座は10口座以上。株式投資、FX投資、クレジットカードをメインに鋭い視点からなるコラム執筆中。日経ヴェリタスなどでもコメント。 <保有資格>:第二種証券外務員資格 <メディア掲載>:日経ヴェリタス 2015年11月15日号、 株完全ガイド(晋遊舎) 寄稿者にメッセージを送る

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