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お金に無頓着な「残念な夫」を改造するには? 

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お金に無頓着な「残念な夫」を改造するには? 

 家計を健全にやりくりしていくためには、夫婦が二人とも当事者意識を持ち、ときに節約しながら計画的にお金を使えるようにならなくてはなりません。しかし、実際には「妻ばかりが必死に節約して、夫は自由にお金を使ってしまう」という家庭も少なくないのではないでしょうか?

 そこで、今回はお金に無頓着な夫をその気にさせる方法を紹介したいと思います!


家計管理をしている姿を見せる

 もし、ある日突然夫が家計に興味を持ったとき、自信を持って家計簿を見せることができますか?

 妻が家計管理をしている様子を見ていないと、夫もお金はいくらでも使える、というような錯覚を持ってしまい、家計管理に対して興味を持ってもらうこともできませんし、無頓着な使い方をあらためてもらうこともできません。

 家計簿をつけたり、家計簿をつけていないとしても毎月の収支を計算してみたり、そういった姿を夫に見せるだけで、「妻はきちんとお金の管理をしている」という印象を与えることができます。

自分のお金の使い方を改める

 夫にお金の使い方をとやかく言う前に、自分自身がきちんと家計管理をしているのか、振り返ってみましょう。夫の小遣いに文句をつけている一方で、自分は家計のお金と自分のお小遣いをごっちゃにして使っていたりしませんか?

 実は三日坊主になったダイエットのためにダイエット食品を買って無駄にしてしまったとか、着こなせない服を買ってしまったとか、自分のお金の使い方に自信が無い方は、まずは自分のお金の使い方を改めるところから始めましょう。

明るい未来の話をする

 夫がお金に無頓着だと、「子供の教育資金はどうするの!?」とか「将来のこと、ちゃんと考えてるの!?」と夫を責めたくなるのも分かります。しかし、夫と敵対関係になるのが目的ではないのですから、責めるのは間違ったアプローチだと言えます。

 夫のお金の使い方を改善するためには、明るい話題で夫の意識を変える必要があります。責める言い方ではなく、「子供は大学までは行ってほしいよね」とか「マイホーム買うなら注文住宅がいいな♪」、「5年後ぐらいにはマイホームが欲しいな♪」など、明るい未来を語りましょう。

 二人で明るい未来の夢を共有することで、「でも、そのためには今から貯金しないとね!」と、スムーズにお金の話をしやすくなります

値上げ要求にノーを言わないようにする

 とは言え、今までお金に無頓着だった夫が、いきなりタバコもお酒も辞めて満点夫になることはまずありません。はじめは納得してくれていても、追加でお小遣いを要求してきたり、欲しいモノがあると言ってお金を要求してくることもあります。

 そんなとき、「お小遣いは〇円って言ったでしょ!」、「うちにそんなお金は無い!」と突っぱねるのはおすすめしません。このときも、夫と敵対しようとせずに、寄り添う姿勢を見せるのがおすすめです。

 「あ、どうしよう、もうお金ないから……貯金崩してこようか?」と言ってみましょう。夫に、「〇万円までなら自由に使えるけど、それ以上は貯金から出さないといけない」ということを分かってもらうことができます。そもそも今の時点で貯金すらないという場合は、「どうしよう、クレジットカード、リボ払いにしたらなんとかなるけど……」というのも有効です。

 ノーと言わずに、夫が自分自身で「やっぱりやめておこう」と考えられるように誘導してみましょう

やりくりのヒントをあげる

 「お小遣いは〇円」、「スーツ等仕事に使うものは別途、経費として月々〇千円」といった予算を伝えて、あとは夫のお金の使い方にあまり口を出さないことも大切です。でも、今まで自由にお金を使ってきた夫の場合は、自分の力だけでは上手に節約できないこともあります。

 そこで、やりくりするためのヒントを教えてあげましょう。たとえば、好きなお酒は外ではなく家で飲むようにすれば予算を抑えられますし、自宅に好きなお酒やおつまみを常備しておけば、飲みに行く回数自体を減らすこともできます。そのためには、妻もおつまみのための予算を家計費から少し援助してみたり、友達を家に呼ぶことを勧めたりと、譲歩することも大切です。

 他にも、「缶コーヒーがやめられないならせめてまとめ買いして家から持参する」など、夫ができる節約法を教えてあげると夫もお金が使いやすくなるのではないでしょうか?

 お金に無頓着な夫も、明るい未来のためという目的を意識し、妻もきちんと家計管理をしているところを見ていれば、そこまでヘタなお金の使い方はしないようになります。つい夫に小言を言って追い詰めてしまう、という人は、ぜひ参考にしてくださいね!(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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