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株式投資に向いていない人の4つの特徴

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株式投資に向いていない人の4つの特徴

日経平均株価が2012年に横ばいから上昇に転じて、2015年4月に終値で2万円を超え、2年以上にわたり堅調に推移しています。

本屋さんには『私は1年間で〇〇万円儲けました!』等の本が山積みされており、今までお金の運用を銀行の定期預金など確実なものにしか預けた事のない人でも長引く低金利に株式投資を検討する人が増えています。

そこで、株式投資初心者のために株式投資に向いていない人や株式投資の注意点などを考えてみましょう。

株式投資に向いていない人の4つの特徴


1. 少額でも損はしたくない

株価は日々変動し買った直後に急落する事もよくあります。

株式投資の最低限の基本ではありますが株式投資は元本の保証はありませんし、最悪は投資した会社が倒産して買った株が無価値になる事もありますので、多額はもちろん少額でも損をしたくない人

2. 経済の勉強をしない

経済のことをある程度理解し、投資したい企業のことを調べるためには株式投資独特の専門用語や最低限のルールなど勉強は必要です。

最低限のルールを知らないことによって大損に繋がる事もありますので勉強や経済情報収集が苦になる人

3. 後悔する

買った後にさらに値下がりしたり、売却した後にさらに値上がりすることはよくあります。

もう少し待って下げてから買えばよかった、もっと上げた時に売れば良かったと後悔していつまでもくよくよする人。株のことが気になって夜も眠れないようでは論外です。

4. 売買の決断ができない

株式投資は、安く買い、高く売れば利益が出ます。しかしながら専門家でも買い時や売り時のタイミングは非常に難しい事です。

しかし決断できずタイミングを待っているとせっかくのチャンスを逃すことになるため、売買を決断できない人

初心者の株式投資の5つの注意点

ではこれから株式投資を始めたい人は基本的に1で書いた『株式投資に向いていない人』ではない事が必要です。

これから株式投資を始めるにあたって注意点としては以下のとおりです。

1. 最低限の知識を得る

本屋さんで著者の違う『初心者のための株式投資』等の本を最低でも2~3冊を購入して読む。日々のニュースや新聞など 経済の情報に注意を払う。

2. まずは少額から始める 

最低限の勉強をした上でまずは投資する金額として10万円未満の少額から始めましょう。有名企業でも 最低売買金額として5万円未満で買える株も多数あります。

そして慣れてくれば徐々に金額を増やしていく事ですが、身の丈にあった金額を上限にする

3. 『マイルール』を決め、買う時や売る時の価格をあらかじめ設定する

 ・〇〇円以下になったら買う
 ・〇〇円以上になったら売る
 ・買った株が〇〇%以上下がった場合は損を覚悟で売る

4. 銘柄選びと取引する証券会社

株式投資を始める場合、最も悩むのが何処の会社の株を買ったらいいのかということですね。

そこで初心者が大怪我しない基本的な銘柄選びとして以下のことに注意して下さい。

・当初は名前を良く知っていて規模が大きな会社を選ぶ
・借金が少なく同業種の中で自己資本比率が高く、長期安定的に利益と配当がある会社を選ぶ
・一つの銘柄に集中せず、複数の銘柄に分散して投資を行う事。
・自分の投資金額に対して安い手数料を設定している証券会社で取引する(ネット証券が比較的安い)

5. 自分の投資スタンスをはっきりさせる

株式売買のスタンスをは大きく分けて二つあります。短期で売買を繰り返し売買益を得る方法と長期的に保有し配当や株主優待を目的にする方法です。

初心者の場合はまず長期的な視野で配当や株主優待を貰うようなスタンスから始めて、短期売買を希望する場合は株の値動きなどに慣れてから徐々に移行していく方法が良いでしょう。(執筆者:後藤 誠道)

《後藤 誠道》
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後藤 誠道

後藤FP事務所 代表 会計事務所・企業にて経理労務関係を中心に20年間勤務後、平成14年にFPとして独立する。大阪府・兵庫県を中心にセミナー講師、個人のライフプランを中心に家計の見直し・貯蓄・年金・生命保険・相続・資産運用・住宅ローンなど特定の金融機関に所属せず中立公平な相談・アドバイスを行っています。保険のセンンドオピニオンとしてご相談のみ(保険の勧誘を受けたくない)をご希望の方もお問い合わせ下さい。 <保有資格>1級ファイナンシャルプランニング技能士(厚生労働省)、証券外務員二種(日本証券業協会) 、簿記検定1級(日本商工会議所) 寄稿者にメッセージを送る

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