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”高い炊飯器+安い米” VS ”安い炊飯器+高い米” 節約効果が高いのはどっち?

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”高い炊飯器+安い米” VS ”安い炊飯器+高い米” 節約効果が高いのはどっち?

わたしたちの生活に欠かせないお米。せっかくなら美味しく食べたいですよね。節約すると言っても、安い炊飯器に安いお米で炊いたご飯は味もイマイチ……。


炊飯器もお米も両方安いものにしてしまうと、どうしても味が悪かったり時間が経つとべちゃべちゃになったりしてしまうもの。みなさんの中でも、そんな経験をお持ちの方が少なくないはずです。

では、満足できる味のご飯が炊けて、しかも節約になる方法を考えるなら、

・高い炊飯器+安いお米
・安い炊飯器+高いお米

どちらが節約になるのでしょうか?

炊飯器とお米のそれぞれの値段

比較する前に、前提となる条件を整理しておきましょう。

【炊飯器】

高い炊飯器は、10万円を超えるような高級品もありますが、一般的に「高い炊飯器」として売れ筋なのは7万円前後のものです。

安い炊飯器は、5千円程度からあります。

ちなみに、もっとも売れ筋の商品を見ていくと、だいたい2万5千円程度のものがよく売れているようです。

【米】

高い米は、一部かなりお高いものもあるものの、一般的に「高い米」として売れているのは5kgで4千円程度(kgあたり800円)のものです。

安い米は、5kg1,500円程度(kgあたり300円)からあります。

ちなみに、一般的な値段のお米だと5kgで2,500円程度(kgあたり500円)となっています。

【米の消費量】

比較する上では、「どれぐらいのお米を消費するのか?」も知っておかなくてはなりません。みなさんも、自分の家庭のお米の消費量を概算でいいので計算してみるといいでしょう。

参考に、公益社団法人米穀安定供給確保支援機構のデータによると、1世帯あたりの年間消費量は73.05kgだそうです。我が家も、1年で70kg弱のお米を消費しています。

【前提条件】
安い炊飯器 5,000円程度
高い炊飯器 70,000円程度
売れ筋炊飯器 25,000円前後

5kg
安い米 1,500円程度(300円/kg)
高い米 4,000円程度(800円/kg)
売れ筋米 2,000円程度

1世帯あたり年間 25,108円 73.05kg

さっそく比較してみよう!


断然、「高い炊飯器+安い米」がお得です。

2年以上使うなら、圧倒的に高い炊飯器を買った方が得になります。


一般的な家庭だけでなく、一人暮らしの方でも、基本的に自炊する人なら高い炊飯器を購入した方が得になります。あまり自炊せず米の消費量が少ない人の場合は、その限りではありません。消費量が少ない人だと、ご覧のとおり、売れ筋価格帯の炊飯器&米でも、5年間だと安くなります。

ちなみに、「高い炊飯器+売れ筋価格帯の米」の組み合わせでも、一般的な消費量かつ10年程度炊飯器を使うならお得になる計算です。

また、「売れ筋価格帯の炊飯器+安い米」と「安い炊飯器+売れ筋価格帯の米」の組み合わせは経験上おすすめしません。(味が……)

炊飯器にこだわる方が味に影響する!?

家の炊飯器でたまに高いお米を炊くと、味の違いに驚きます。逆に、安いお米を買ったときも違いがハッキリ分かります。そのため、「米は高いものの方が美味しい!」と思っている人は多いと思いますが、米自体よりも、炊飯器による影響の方が大きいって知っていましたか?

同じ米でも、炊飯器が変わると味は全然違います。節約目的だけではなく、味の上でも「高い炊飯器+安い米」の方が賢い選択だと言えそう。

ちなみに、炊飯にかかる電気代は、安い炊飯器でも高い炊飯器でもあまり変わらないですし、古い炊飯器と最新の炊飯器でもさほど変わりません。

炊飯器の買い替えをお考えの方やこれから一人暮らしを始めようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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