【住宅ローン】ダブルフラットの上手な活用法とミックスローンとの比較»マネーの達人

【住宅ローン】ダブルフラットの上手な活用法とミックスローンとの比較

今年4月から開始


2015年4月から住宅金融支援機構は、二つの異なる全期間固定型のローンを同時に組み合わせることのできるダブルフラットの販売を開始しました。

これまで、変動金利と固定金利を組み合わせるミックスローン(中期となら固定同士も可)はありましたが、20年と35年を組み合わせることによって、総返済額を軽減することができるなどのメリットがあります。

全ての金融機関で扱えるわけではなく、ダブルフラットを扱える金融機関は限られています。



ダブルフラットのメリットと注意点


ダブルフラットは二つ別々のローンのため、融資手数料や印紙代などの諸経費は別々に払わなければなりません。金融機関も申込者も同一でなければなりません。団体信用生命保険もそれぞれ加入が必要ですが、片方を収入保障保険などにすることも可能です。それでも、総返済額を減らすことができます。

住宅ローンで問題にありがちな、60歳定年後の返済負担を金利の低い35年にするなどのテクニックで、老後のリスクを回避することが可能です。しかし、20年と35年を両方返済している期間は、負担が大きくなります。子供の教育費で精一杯なところに住宅ローンの負担が重くなることで家計が苦しくなることも考えられます。

元金均等返済と元利均等返済の併用も可能です。結局は、当初の資金に余裕のある人は早めに返済し、余裕のない人は多少負担が増えても返済額が変わらないプランにするという原則は同じです。


ミックスローンとの違い


原則、変動金利と固定金利の組み合わせのミックスローンとの違いを説明します。

変動金利は、将来の金利が上昇するリスクがあります。

当然、金利が上がれば、5年ルール、125%ルールがあるにせよ毎月返済額はいずれ上がり総返済額も増えます。

ミックスローンは変動金利が入る分、ライフプランを組む上では読みづらい面があります。ダブルフラットは金利の上昇がない分、返済計画も立てやすいです。

ミックスローンもダブルフラットも、他の金融機関の長期固定金利型も人それぞれの事情で、最適なローンは異なります。

ダブルフラットは、住宅購入の上で大きな課題である老後の問題を解決する手段として大きく注目されます。(執筆者:森 泰隆)

この記事を書いた人

森 泰隆 森 泰隆»筆者の記事一覧 http://ameblo.jp/trywoodfp/

トライウッドマネー研究所 代表
2012年より、トライウッドマネー研究所として講師業からスタートする。無料相談会にも、積極的に参加。介護分野に参入し、介護とFPの関わりを模索し、動き出しています。カードローン、教育費関連の執筆も担当。
≪保有資格≫ ファイナンシャルプランナー2級技能士 / AFP / 年金アドバイザー / 住宅ローンアドバイザー / 証券外務員2種

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