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安心できる老人ホームを見極める方法 後悔しない3つの見学ポイント

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安心できる老人ホームを見極める方法 後悔しない3つの見学ポイント

有料老人ホームでの虐待が発覚し、老人ホーム選びにも不安がつきまといます。しかし、虐待のない、安心した暮らしを期待できる老人ホームは必ずあります。安心できる老人ホームを見極める方法を紹介します。

老人ホームを申し込む前に一番やってほしいこと


少しでも不安を取り除く為に、後悔しない為には、

希望した老人ホームの見学をすることをおすすめします

。安心して暮らせる老人ホームを見極めるのは正直難しいですが、実際の施設を直接見てみることが一番重要になります。


立地や料金から希望の老人ホームを見つけたら、見学に行きましょう。後悔しない見学ポイントは、3つです。

1 料金と施設の豪華さは関係無い

特に有料老人ホームの場合、利用料金が高額であるのは、建物やサービスを多少豪華にしているからでもあります。ただ、低額な特別養護老人ホームのように、国からの補助金が無いため、その補助金部分が自己負担になっていると考えるべきなのです。

高額な料金を支払ったからといって、入居者へのサービスが手厚いとは考えにくいのが現状です。清潔かどうか、安全に配慮されているかは大切ですが、建物の豪華さだけで、決めないことです。

2 職員が生き生きと働いているか

働く環境が良いと、介護する側も、利用する側も、気持ちよくサービスが行われていると考えられます。また、ボランティアを受け入れていたり、地域の活動に参加している施設は、方針や毎日の暮らしに自信を持って運営しているといえます

3 入居している方々の表情

例えば、入居者が集まるフロア(自宅ではリビングのような場所) に一人でいても、生き生きとされていれば、充実した毎日を送られているといえます。

逆に、同じ一人でいても、ポツンと孤独にされている雰囲気の場合もあります。この時、あなたが感じた「なんか寂しいな、暗いな」は、その施設の本当の姿だと考えて良いと思います。


3つのポイントを挙げましたが、短時間の見学で感じとるのは、容易ではありません。希望している老人ホームに少し不安がある方もいるでしょう。


そんな時は、実際に入居している方の家族や、担当のケアマネージャーに評判などを聞いてみましょう。入居者の家族も介護で悩んでいるのは同じですから、声をかけられて、悪い気はしません。

家族からの目は、虐待防止になる


入居すると、安心して施設に任せきりになりがちですが、

「家族は入居者本人のことを大切に思っている」という気持ちを施設職員に伝え続けて印象づけることです。家族の思いが、虐待への強壁になります


これから、老人ホームを検討される方は、できれば、ご本人が元気なうちに、ご本人と足を運びましょう安心して暮らせる老人ホームは、見学や家族の訪問を嫌がらず、「助かります。」、「ご本人がよろこびますね。」など、快く受け入れてくれるものです。(執筆者:佐々木 政子)

《佐々木 政子》
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佐々木 政子

執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子 佐々木 政子

ケアマネージャーを7年経験して、現在は現役で老人ホームの施設長を務める介護のプロです。女性ならではの目線も入れながら、介護に悩み困り不安を持つ皆さまにお役立ち情報を提供していきたいと思います。我が家の親も要介護者です。同じ目線で不安と戦っていきましょう! 寄稿者にメッセージを送る

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