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「エンディングノート」に堅苦しい形式は必要ない

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「エンディングノート」に堅苦しい形式は必要ない

突然ですが「終活」ってお聞きになられたことありますか。最近はよくメディアにも登場し、当たり前のように使われるようになりました。

そこで「みなさんの「終活」を始める年齢」のイメージは、何歳ですか?

多くの方は70歳代、早くても60歳代後半、といった声を多く聞きます。

実際のところ、正解は!?

「終活」のことを考えた時からです。

たとえば…。

独身の方でバリバリ働いておられる方、30歳代40歳代であっても、今後の生活を考えて、「自分は今後こんな生活をして、最終的にこうありたい」とイメージを持たれたのであれば、その時点から「終活」はスタートしています。

そのイメージをノートに書き記しておけば、ご自身の最期までの人生の在り方を記した「エンディングノート」の完成です。


また、お子様のいらっしゃる30歳代40歳代の方は、万が一、いまご自身に不幸が襲った場合、ご家族に遺しておきたい言葉はありませんか。


「こんな風な大人になってほしい」
「家族に宛てた感謝の言葉」

など。これらの言葉をノートに書き記しておけば、それが「エンディングノート」になるのです。

さらには、お子様も巣立ち、ご夫婦のみになられた60歳代の方は、ご自身の身の回りの整理を始めませんか。

「家族・親戚や知り合いの連絡先」
「資産・負債の状況(こんな形で引き継いでほしい)」
「最期の過ごし方」
「家族等に遺したい言葉」

など。こんなことをまとめたものが、「エンディングノート」になるのです。

つまり、堅苦しい形式で本屋さんに売っているようなものでなくても、ご自身に沿ったものを書き記すことで、独自の「エンディングノート」が完成するのです。

「エンディングノート」は決して死ぬ準備ではありません。「エンディングノート」は楽しい人生をまっとうするための準備なのです。

そこを間違えないように、「エンディングノート」を有意義に活用しましょう!(執筆者:秋口 千佳(旧姓:宮島)

《秋口 千佳(旧姓:宮島)》
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秋口 千佳(旧姓:宮島)

秋口 千佳(旧姓:宮島)

えふぴ〜癒し庵 代表 社会人になって税理士事務所で働き始め、ずっとこの業界にいます。生きていくうえで「マネー(お金)」とは切っても切れず、仕事でも切っても切れない関係です。「マネー(お金)」に関する疑問や不安というのは、一生付きまといます…誕生から死亡まで。一生付き合う必要があるのであれば、上手に付き合うべきです。その参考に、ぜひお読みください。 <保有資格>:CFP/一級ファイナンシャル・プランニング技能士/相続診断士/終活カウンセラー 寄稿者にメッセージを送る

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