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金利0.45% 大和ネクスト銀行の「年末特別金利キャンペーン2015」を調べてみた

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金利0.45% 大和ネクスト銀行の「年末特別金利キャンペーン2015」を調べてみた

大和ネクスト銀行が「年末特別金利キャンペーン2015」という定期預金キャンペーンを実施し始めましたが、金利は0.45%。


他行と比較しかなりの高金利となっていますが、実際のところ利用すべきなのか調べてみました。

※大和ネクスト銀行のキャンペーンは上限の1500億円に達したため、2015年12月11日(金)の申込み分をもって終了となることが発表されました。

この記事の結論

年末特別金利キャンペーン2015では、6カ月と1年もの定期預金が0.45%(年利、税引前)で提供されます。他行と比較して利用すべきでない理由は見当たりません。イチオシです。

大和ネクスト銀行の「年末特別金利キャンペーン2015」概要


≪画像元 http://www.daiwa.jp/≫

まずは「年末特別金利キャンペーン2015」の概要を見てみます。

キャンペーン名:年末特別金利キャンペーン2015
金利:0.45%(税引前)
定期預金期間:6カ月・1年※
預入金額:100万円以上5,000万円以下
預入単位:1円単位
条件1:ダイワのツインアカウントを持っている個人の方
条件2:新規資金が100万円以上5,000万円以下であること

※定期預金期間は6カ月または1年のいずれかを選択でき、満期後の自動継続も可能です。ただし、自動継続の場合はキャンペーン金利0.45%が適用されるのではなく、継続日の通常金利(現在は0.15%)の適用となります。

年末特別金利キャンペーン2015の注意点


大和のツインアカウント

ダイワのツインアカウント保有が条件の1つとなっていますが、ダイワのツインアカウントとは、大和証券口座と大和ネクスト銀行口座の2つをワンセットとして保有することです。

ダイワのツインアカウントサービスを利用すると、大和証券口座との資金移動がスムーズになります。楽天銀行のマネーブリッジと同じようなサービスですね。今回のキャンペーンで大和証券は、証券口座開設数の増加を狙っているのかもしれません。

とはいうものの、大和証券での取引条件等は一切設定されていません。大和証券口座を開設するだけでOKです。もし大和証券口座や大和ネクスト銀行を未開設の方は、早めに開設手続きを始めたほうが良いかもしれません。

師走は何かと混みあいますから。

新規資金

条件2では、「新規資金」が100万円以上であることが設定されています。新規資金とは、大和ネクスト銀行と大和証券への入金額から出金額を差し引いたものを指します。(大和ネクスト銀行と大和証券間の資金移動額はカウントされない)。

たとえば大和ネクスト銀行へ150万円入金し50万円出金した場合、差額は100万円ですのでキャンペーン金利適用可となります。

大和ネクスト銀行へ100万円入金し出金0円でも条件クリアとなりますが、100万円入金で1円でも出金をすると条件を満たすことができません。この新規資金の意味をしっかり理解しておくことが必要です。

大和ネクスト銀行のメリット


他行への振込手数料

大和ネクスト銀行では、自分名義の他行への振込時に振込手数料がかかりません、0円です。また、他行の他人名義への振込も月3回まで無料で振込可能です。(4回目以降は1回につき216円かかる)

大和証券との相性が抜群

先にもふれましたが、ダイワのツインアカウントサービスにより大和ネクスト銀行と大和証券間の資金移動は自由自在です。(資金移動サービス名はスウィープサービス) 大和証券で株取引をする方はぜひ利用したい大和ネクスト銀行です。

「楽天銀行×楽天証券」、「住信SBIネット銀行×SBI証券」は基本ですが、「大和ネクスト銀行×大和証券」もワンセットと考えて間違いありません。

年末特別金利キャンペーン2015は利用すべきか?

今回の大和ネクスト銀行「年末特別金利キャンペーン2015」ですが、結局のところ利用すべきなのでしょうか? 

結論は、利用すべきだと思います。イチオシです。

最後に、一番重要と言える金利の面を他行金利と比較してみましょう。以前にいくつかの地方銀行やネット銀行等で設定されている定期預金金利について、とりわけオススメの銀行と金利を紹介させていただいたことがあります。

それら銀行の金利と大和ネクスト銀行の特別金利0.45%を以下の表で比較してみました。


≪金利は年利(税引前)、15年11月29日時点のデータ≫

金利に関して比較しますと、随時開催している表内上5つの銀行金利よりも0.05%高い金利となっています。0.45%は現在の相場から言うと、高金利と呼べる数値です。その他条件を考えても、今回のキャンペーンを利用すべきでない理由は見当たりません。

強いていうならば、預入金額が100万円以上という条件は人によっては高いハードルとなるかもしれません。参考になれば幸いです。(執筆者:堀 聖人)

《堀 聖人》
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堀 聖人

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「お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう」ことをライフテーマとするアラフォー。銀行にお金を預けるだけでは時間とお金を活かしきれていないと悟り、お金がお金を生む仕組みを独学で学ぶ。投資歴は株式投資8年、FX3年。開設済み証券口座は5口座、FX口座は10口座以上。株式投資、FX投資、クレジットカードをメインに鋭い視点からなるコラム執筆中。日経ヴェリタスなどでもコメント。 <保有資格>:第二種証券外務員資格 <メディア掲載>:日経ヴェリタス 2015年11月15日号、 株完全ガイド(晋遊舎) 寄稿者にメッセージを送る

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