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家計簿をストレスにならないように簡単につけましょう

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家計簿をストレスにならないように簡単につけましょう

家計を見直すには、お金の流れを知ることが大事です。やみくもに節約をしても貯蓄が増えるわけでもありません。

日々の節約が辛いものではなく、楽しいものでなければ節約する意味がありません。節約してもなかなか貯蓄ができない人は、簡単な家計簿をつけて家計の実態をつかみましょう。

1円、10円の細かいお金の使い道は気にしないようにしましょう。


家計簿をつける目的は、支出の問題点を探るためです。年間の収支を把握することで、月々必要なお金の計画を立てることができます。


例えば、「春や秋に比べて夏や冬は冷暖房費が1万円以上かかるので、その分を春と秋に貯めておくようにすればいい」といった些細なことに気付き、計画的にお金を運用できるようになります。

細かいお金を漏らさずにつけようとするとストレスになりますが、お金の流れを知り問題点を見つけるための家計簿と割り切れば長続きするでしょう

1ヵ月のお金の使い道をざっくりと3つに分けましょう。

1. 積み立て貯蓄(財形貯蓄、自動積立、定期預金、保険など)
2. 固定費(家賃などの住居費、水道光熱費、、学費などの毎月必ずかかる費用)
3. 生活費(食費、日用雑貨費、美容費、医療費、交通費など日々の生活で使うお金)

無駄な支出が分かったら工夫しましょう。

食費の内の嗜好品が多い場合は、食後のデザートを1日おきにするとか、毎日飲んでいたお酒を1日おきにするだけでもその分を貯蓄に回せます。嗜好品を控えることによって、ダイエット効果も得られて一石二鳥です。

趣味の本やCDなどの購入額が多い場合は、図書館で本を借りたりパソコンで音楽をダウンロードして出費を減らすこともできます。また、子どもの成長によって世帯主の保険の見直しも必要です。

家計簿をつけると不安が消えます。


家計簿をつけると、不測の事態の出費にも対応できる安心感が得られます。


リストラにあったり、病気や怪我で入院することもあるかもしれませんが、とりあえずは毎月の生活費の3倍のお金があれば何とかなると言われています。1ヵ月に25万円必要なら75万円を目標に、ざっくりした家計簿をつけながら節約できるところを探して貯蓄に回しましょう。

パソコンやスマホが得意な人は メールを打つ感覚でつけることができますが、昔ながらの袋分けは簡単で誰にでもできるのでおすすめします。

必ずいる固定費を差し引いた流動費を三つに分けます。一つ目の袋に食費と日用品を、二つ目の袋に交際費を、三つ目の袋に趣味やレジャー費と分けレシートもその封筒に入れておくと、1か月間のお金の流れが分かります。交際費やレジャー費がかからなかった月は積み立てておくと、年に一度くらいの小旅行も可能です。

主婦には気分転換のための出費のためのへそくりも必要ですが、私は1日には10円、2日には20円と10円ずつ加算して30日には300円というように毎日貯金をしています。1か月に5千円ほど貯まります。そのお金は、お気に入りの喫茶店に一人で行ってお気に入りのカップを指定してゆったりとした時間を楽しむために使います。

固定費は一つの銀行口座から引き落とされるようにしておくと、通帳で固定費を管理することができて便利です。今まで、家計簿をつける習慣がなかった人も自己流でよいので大まかにでも家計簿をつけるとお金の流れが把握でき、無駄に使っていたお金が見えてきます。

まずは半年間、自分にとってつけやすい簡単な方法で家計簿をつけてみましょう。すると、節約の楽しさが分かってきます。節約とは決してみじめなものではありません。想像力と創造力を養う知的な遊びなのです。(執筆者:志水 恵津子)


《志水 恵津子》
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志水 恵津子

還暦を過ぎて、持ち物を減らしてシンプルに暮らそうと思いました。持ち物を処分していくうちに、「これ何かに使えそう」とか「こうすれば便利かも」と次々にアイデアが浮かび実行していると、あらあら不思議、家計費がどんどん節減されるようになりました。お金をかけずに楽しく暮らす<おばぁちゃんの暮らしのヒント>を役立てていただければ嬉しいです。 寄稿者にメッセージを送る

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