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家に3本以上「ビニール傘」がある人は要注意 無駄遣い思考を見直そう

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家に3本以上「ビニール傘」がある人は要注意 無駄遣い思考を見直そう

皆さんの自宅に「ビニール傘」は何本ありますか?

 


先日「ビニール傘が自宅に複数本ある人は貯金のできない人」といった記事(参照:

オールアバウト

)を目にしました。内容を読んでみると「なるほど、無駄遣いあるあるだな」とかなーり、納得。面白い内容でした。


その記事ではこう断言されていました。

「出かける前に天気予報をチェックしない=先の行動予測をしないから雨に降られるたびにビニ傘を買う無駄が発生する。その無駄を、無駄と認識できないような人は貯金もできない」

お金の問題は特に、先の予測をもとに準備しておかなくてはならない、という性質のものですよね。

ビニール傘の買い方でその人の金銭感覚が透けて見えるという説は、突飛なようですが説得力があり、とても興味深いものです。

私自身が貯金ゼロのビニ傘コレクターだった過去をもっているので、個人的には貯金できない人あるある! に認定したいくらいです。

「とりあえず」で問題解決、の思考が危ない


先を予測せずに行きあたりばったりの行動をして、結局余分な出費が増えた

という経験、誰にでもひとつやふたつはあるのではないでしょうか。


例えば、スーパーで買い物しているとき。「目玉商品」、「お買い得品」を見つけてとりあえず買っておくことって主婦ならよくありがちですよね。

「買い物予定にはないものだけど、とりあえず買ってから使い道を考える」というような。

で、結果、使い道を考えている間に腐らせてしまう、とか帰宅後冷蔵庫にまだ在庫があったことに気づく、というようなこと。以前の私はこんなことがしょっちゅうでした。

たとえ底値でなくても、通常売価だったとしても、その日、その時に必要なものだけを買っているほうが結果的に食費は安く抑えられていたはずと後から思うことがたくさんありました。

この経験から私は、スーパーなどで買い物するときは「とりあえず」とか「安いから」の思考は捨てろ、がお金を使う時のマイルールとなっています。

「とりあえず」で解決できるのは、その場の目先のこと(安いから買いたいという欲求)だけで根本的な問題(食材を無駄なくコントロールし、余分な出費を抑える)についての解決はできないということなのです。

必要なモノを買っているつもりが無駄遣いに


実は、社会人になってからの数年の間、私は立派なビニ傘コレクターでした。1人暮らしの自宅にビニ傘がいつも5本、6本とあるような状態でした。


当時ビニ傘を買うことに対しては「無駄遣いしている」感覚はなく、「必要だから買う」という感覚です。ビニ傘だけではありません。

ハンカチを忘れた、ポケットティッシュを忘れた、携帯の充電ケーブルを忘れた(そもそも在宅時に充電することを忘れていた)、等毎日のようにコンビニや駅のキオスクで何かしら買っていました。

そんな状態でも「必要だから買う」心理なので、結果貯金ゼロでもさほど危機感なし。

いや、危機感がないわけではなかったのですが、なにせ「必要なモノを買っているだけなのに、なぜか今のお給料では貯金までまわらない」と思い込んでいたので、「今月も貯金ゼロだけど、だってしょうがないじゃない」という感じでした。

今思えば、ゾッとしますね。1本500円くらいのビニ傘ですが、ちりも積もれば、です。「無駄遣い」とか「お金の管理」に対する感覚が完全にマヒしていました。

「とりあえずビニ傘」は卒業しよう

私が「とりあえずビニ傘」を卒業できたきっかけは、とても素敵な折りたたみ傘を人からプレゼントされたことでした。いつも自分の傘を持ち歩くことが習慣になったのです。

出かける前に天気予報をチェックし、また常に自分のバックの中に折りたたみ傘を入れているので、たとえ予想外に雨が降ってもコンビニに駆け込まなくて済むようになりました

ビニ傘コレクターを卒業してみると、なんと無駄な買い物を繰り返していたかと気づけます

そのうちに、少しずつビニ傘以外の無駄遣いに気づくようになり、お給料日前でも銀行にお金が残るようになりました。その積み重ねで結果、貯金ゼロ生活からも脱出できたのです。

浪費生活から脱出してみると、過去の自分が湯水のように使ってきた金額の大きさに愕然とします。

もう一人のビニ傘コレクター

実は今でも、我が家には常にビニ傘が5本くらいゴロゴロしています。我が家にはもう一人、現役のビニ傘コレクター(夫)がいるのです。

彼もまた、昔の私と同じ思考回路で、ビニ傘に対する「無駄」の意識は皆無です。「だって雨が降っていたから」、「朝、天気予報をいちいち見るのが面倒」と申しておりますから。

あぁ、もったいない!

早く気付いてほしいものです、「これって、無駄遣いじゃない?」って。

お金に対する意識は相当高いはずの夫ですが、なぜかビニ傘をしょっちゅう買うことだけには非常に寛大なのです。

不思議な感じもしますが、そのくらい「とりあえず」の思考は誰でも陥りやすく、そしてなかなか気付けないものなのかもしれません。

さて、皆さんのお家には、ビニール傘は何本ありましたか?

3本以上あったという人は、ご自身や家族のお金の使い方、無駄遣いに対する意識を見直す必要があるかもしれませんよ。(執筆者:山内 理恵)

《山内 理恵》
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山内 理恵

山内 理恵

39歳、主婦歴10年、ワーママ歴7年です。共働きで働く「バリキャリママ」。働くママという視点から同じ立場の方の役に立つような記事を書いていきます。持ち家(ローン返済中)、小学生と未就学児の子供が2人います。 寄稿者にメッセージを送る

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