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流行中の「リフォーム詐欺」にご用心 【志水 恵津子 リフォームする】

ローン 住宅ローン
流行中の「リフォーム詐欺」にご用心 【志水 恵津子 リフォームする】

各家庭を訪問して言葉巧みにリフォームを進める「リフォーム詐欺」が、また流行っているようです。


高齢者人口が増える状況の中で、年々住宅に関する詐欺は増えています。

わが家にも「無料で床下の点検をします」とか「シロアリの検査の無料キャンペーン中です」などと言って訪れた業者がいます

老後の住まい方を模索している60代


私たち夫婦は共に60代で、長年住み慣れた家をリフォームするかどうか考え中です。


「敵」もさるもので、リフォーム詐欺をするにあたって定年後に退職金を手にしただろう世帯を回っているのでしょう

比較的年齢層が高い私たちが住む所では被害にあった人も多いらしく、自治会から注意を促す回覧が回ってきました。

高齢者の中には、立地の良い手ごろな広さのマンションなどに住み替える人もいます。中には早々と有料老人ホームに入る人もいます。60代は老後の住まい選びに迷う時期です。

そんな時に親切に話を聞いてくれる人が現われると、つい色々と質問や相談をしてしまい、気がついたら契約してしまっていたということになりかねません。

クーリングオフ期間があるものの、詐欺業者に限って翌日から仕事に取りかかり有無を言わせないようです

「コツコツ貯めて一気に失う」最悪のパターンだけは避けるようにしたいものです。

広い家のリスク


60代の知人の中では、広すぎる家をコンパクトに減築する人が増えています。


実は私たち夫婦も平屋にしたいと思っていたのですが、かなりのコストがかかるようです。

ある住宅メーカーが老後の理想の住まいについて55歳から69歳までの年代の人にアンケートを取ったところ、平屋が理想という人がもっとも多く50%、続いてマンションが30%、二階建てが20%だったといいます。

歳をとってからの階段の上り下りは確かに大変です。

その上二階を寝室などに使っていると、冷暖房費も多く必要です。

また、二階が重いと地震の時の揺れも大きく、揺れる時間も長いようです。

空いた部屋があるとついつい不要なものまで取っておくようになり、徐々にゴミ屋敷化してしまう恐れがあります。

まだ元気な60代の内に夫婦でリフォームすることにしました。


私たちが減築リフォームに大金を使いたくない理由のひとつは、

老後の最後の最後は介護付き有料老人ホームかサービス付き高齢者向け住宅に入居したい

からです。


そこで私たち夫婦は自分たちで2階を軽くし、1階を広く快適に過ごせる工夫をすることにしました。

将来的な暮らしの安全と安心のためにも2階の寝室を1階に移し、すべて1階で生活することにしました。2階の本棚の本と和ダンスの中の着物は、今仕分け中です。

とにかく2階を軽くして、元気なうちは空いた部屋をヨガやストレッチをするトレーニングルームと静かに音楽を楽しめるオーディオルームにする予定です。

夫婦がしょっちゅう一緒にいるとストレスが溜まることもあるので、元気なうちはそれぞれの空間を大事にしたいと思っています。

また、手始めにトイレに珪藻土を塗り、リビングの腰板をヒノキに張り替えたいと思っています。

近くに大学などがある場合は、2階を下宿として貸したり、減築して増えた場所を駐車場にして貸すなどで収入を得ることもできます。80代90代まで生きる人も多い時代、まだ判断力のある60代のうちに住まい方を検討してみてはどうでしょうか

しかし、くれぐれも「リフォーム詐欺」にあわないようにしましょう。突然の業者の訪問で、その場ですぐに契約することは避け、見積もりは数社からとって検討するようにしましょう。(執筆者:志水 恵津子)

《志水 恵津子》
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還暦を過ぎて、持ち物を減らしてシンプルに暮らそうと思いました。持ち物を処分していくうちに、「これ何かに使えそう」とか「こうすれば便利かも」と次々にアイデアが浮かび実行していると、あらあら不思議、家計費がどんどん節減されるようになりました。お金をかけずに楽しく暮らす<おばぁちゃんの暮らしのヒント>を役立てていただければ嬉しいです。 寄稿者にメッセージを送る

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