共働きパパ&ママが備えておくべき「小1の壁」 宿題の壁はこう乗り切った»マネーの達人

共働きパパ&ママが備えておくべき「小1の壁」 宿題の壁はこう乗り切った

「小1の壁」とはよく聞く言葉ですが、小学生になるとどんなことが起きてくるのか、乗り切る知恵は? どんな対策をすればいいの?

等々、共働きパパ&ママにとっては不安がたくさん。どのご家庭でも情報収集したり、対策をしたりとしていますよね。

我が家の場合は最大の懸念点は「宿題はいつみてあげる?」、「どうみてあげる?」でした。

働く親にとって、子供の就学による大きな変化のひとつが『毎日の宿題のサポート』ではないでしょうか。


最大の壁は、宿題を「いつ、どうみてやるか」



小学生になると毎日必ず「宿題」と「音読」を見てやらなくてはならなくなります。その時間をどのように確保するかが大きな問題となります

私のようにフルタイムで仕事している場合は親が付きっきりで宿題をみてやるのは親の持ち時間的にも子供の体力的にも実質不可能です。

この問題に対して、解決方法として2つが考えられます。

(1) 1人でも宿題ができる子に育てる
(2) 親以外の他の大人に宿題を見てもらう

(2) については、学童やシッターさん、ファミサポ、家庭教師などを頼ることで解決できそうです。

ちなみに我が家の場合は、入所予定の学童で「宿題をする時間」が毎日設けられていたので学童と連携することで解決できましたが、(1) については親が早めに動くべき、と判断して行動しました。


『学びは楽しい』を早めに身につけさせる



我が家では、(1) の「1人でも宿題ができる子に育てる」については長期プロジェクトとして3歳の誕生月からスタートしました。

親が付きっきりで自宅学習するのは時間的に無理だったので幼児教室や学習塾に通わせることを検討し、あちこち見学したり体験学習させました。選ぶポイントとしては、

・原則1人で自習する学習スタイルかどうか(集団指導より個別指導に近い形態)
・学力に応じて進度が上がるか(学年を超えて学習を深められるか)
・毎日机に向かう「学習習慣」が身につくか(自宅学習があるか)

の3つです。

この3つのポイントを総合的に勘案し、最も我が子に向いていると判断した学習教室を選びました。

3歳からスタートした理由は、自我が未発達のうちに始めることで学習習慣の定着化がよりしやすいこと、これにつきます。

デメリットは子供のサポートのために相当な時間と労力を費やすことで、これには相応の覚悟と、時間のやりくりと工夫が必要です。

幼児が通塾するには保護者付き添いは必須なのでこの点も対応できるかどうか、難しい場合は誰に付き添いを頼むのかを検討して手配しなくてはなりません。

幸い我が子は、選んだ学習塾のスタイルとは相性が良かったようで、小学生になった今でもコツコツ自分のペースを守りながら通い続けることができています。


幼児学習は親の関わり方が重要



小さな子に学習習慣をつけさせるためには親も塾任せにしてはダメで、相応の努力と時間の確保が必要です。私の場合は、3つの絶対ルールを決めていました。

1) 夜は21時半までに寝かし、朝遅くても6時には起こす。学習時間は早朝に設定

2) リビング横に専用の学習スペース(学習机)を設置。ダイニングテーブルと自分専用のスペース、学習環境を子供の気分によって選べるように工夫

3) 親も自分の勉強の時間に充て、子供と「勉強の時間」を共有

他には、

・気持ちが乗らないときに無理強いしない。絵本の読み聞かせや数遊びに差し替える。
・気持ちの切り替えポイントとするため、朝起きてすぐ一緒に温かいお茶を一緒に飲んでから勉強を始める。
・「できた!」の喜びはできるだけ共有する。
・「やるべきこと」と「やりたいこと」の区別を繰り返し根気よく教える。
・スランプの時には教室と相談し、いったんお休みの決断をする。

などと試行錯誤を繰り返しながら「学びを楽しめる子」に育つように意識して関わってきました。


「勉強のできる子」ではなく「学びを楽しめる子」を育てる


教室には他にも幼児クラスに通っているお子さんがいましたが、3ヵ月以上続ける子は10人中1人か2人くらいの割合でした。

個人の感覚としては、親が「勉強のできる子」を育てる目的で通わせている人ほど、残念なことにすぐに姿を見かけなくなります

意外だったのは「なんとなくやらせている」とか「私はまだ早いと思ってるんだけど」、「送り迎えが大変だから私としては辞めたいのよね」などと肩の力が抜けているママほど、教室内でのお付き合いが長く続き、お子さん本人もグングン学力を伸ばしていったということです。

程よい距離感、温度感、よい意味での「適当さ」が、実は子供の可能性を伸ばす秘訣なのかもしれません。


就学までの「3年間で40万円の塾代」を高いとみるか安いとみるか



毎月の月謝(2教科分)と教材費で就学までの3年間で、約40万円かかりました。

この金額に対しての受け止め方は人それぞれですが、私個人としては価値ある40万円と受け止めています。

当初の狙い通り、「勉強好き」、「新しいことができるようになるのが楽しい」と子供本人が言っていること、親が日々バタバタしていても子供は自分のペースで淡々と宿題や学習を進めてくれていること、この2点においてだけでも充分投資の価値があったと思えるからです。

他に親のエゴとしては、疲れて帰ってきて時間の余裕がない状況で、宿題を見る手間が省ける(丸つけやチェックのみで済む)こと、「勉強しなさい」と口うるさく小言をいわなくても済むこと、結果子供を追いつめないで済んでいること、親子ともに消耗して疲弊しなくて済んだこと、これらの観点からは先行投資しておいた分はキッチリ回収できた、という感覚です。


早めの対策と時間のやりくりで『宿題の壁』を乗り切る


宿題をどうする? という働くパパ&ママにとって大きな懸念は我が家の場合、軽々クリアすることができました(他の『壁』には四苦八苦しましたが)。

共働きを続ける場合は数年先を見越して早めに手を打っておいて損はないです。ただし、親の関わり方が大きく影響を及ぼしますのでご留意を。

学校の先生から聞いたのですが、45分間じっと机に座っていることが難しい子の割合が多くなっている傾向があるそうです。子供にとっての『小1の壁』は長時間じっと座って授業に参加すること、といえそうですね。

子供の学校生活、スタートダッシュがうまくいくような習慣付けという意味合いからも幼児からの学習習慣を身につけさせるかどうかについて、検討する価値はありそうです。(執筆者:山内 理恵)

この記事を書いた人

山内 理恵 山内 理恵»筆者の記事一覧 http://manetatsu.com/author/ryamauchi/

39歳、主婦歴10年、ワーママ歴7年です。共働きで働く「バリキャリママ」。働くママという視点から同じ立場の方の役に立つような記事を書いていきます。持ち家(ローン返済中)、小学生と未就学児の子供が2人います。

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