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【読者質問に回答】教育費と生活費のやりくりの中で住宅購入のタイミングは?

ローン 住宅ローン
【読者質問に回答】教育費と生活費のやりくりの中で住宅購入のタイミングは?

住宅購入のタイミングは購入者の年齢を加味する


読者の質問:
子供の教育費と生活費のやりくりの中で、自宅購入のタイミングを教えて下さい。子供達は、春から中3、小5です。主人は、46歳です。(47歳既婚女性)

現在のご主人様の年齢(46歳)からして、すぐに住宅購入の検討に入りましょう。

住宅購入について住宅ローン借入検討が重要になります。

概算ですが、住宅ローンを3,000万円借入すると、どれくらいの年収が必要なのかまた毎月の返済金額はどれくらい支払うのかをお話します。

3,000万円、期間20年、金利1.2%(全期間)で借入すると、毎月14万662円支払います。

年間にすると、169万円になります。

上記の3,000万円を借入するには概算で700万円の年収が必要になります。

頭金500万円を用意でき、上記条件に当てはまり3,000万円の借入ができれば、3,500万円の住宅購入が可能になります。

プラス諸費用が300万円必要になります

3,000万円借入して住宅を購入すると、固定資産税、マンションであれば、管理費、修繕積立金が必要になります。

住宅ローンの年間の支払金額169万円に上記金額がプラスされます。

総合計金額は年間、200万円前後必要になります。

現状の年間の住居費用、賃貸であれば賃貸料と照らし合わせて上記年間金額が支払い可能なのかよく検討してみましょう

住宅ローンを期間20年に設定したのはご主人様の年齢(46歳)を考慮して設定しました。

今後20年間、700万円の年収がある前提で設定しています

定年退職後の返済について


ご主人様が65歳まで会社で雇用されたとしても、60歳で定年になり、以後5年間年収減の可能性があるのが一般的なサラリーマンではないでしょうか。


最後の5年間の返済をどうするかを検討しておく必要があります

3,000万円、金利1.2%、期間20年で設定すると15年後の残債金額は820万円です。

退職金で一括返済するのも一つの方法ですが、今後の老後資金の蓄えも必要です

子供様、二人分の教育資金も必要になります。二人分の大学費用は最低でも1,000万円(私立文系)必要になります。高校が私立であればさらに600万円必要になります。

一人目は教育ローンを借りずに、今後の貯金で賄い、2人目は教育ローンを借入して退職金で返済する計画もひとつの案です。

まとめ

まとめとしまして、現在の貯蓄金額とご主人様の退職金の予定金額が大きなポイントです

ご主人様の年齢を考慮して、住宅購入のタイミングは早期に決断しても良い時期です。

住宅ローンの借入は慎重に、毎月、毎月、20年間返済する覚悟が必要です。(執筆者:中井 泰男)

《中井 泰男》
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中井 泰男

中井 泰男

自宅マンションの購入、賃貸、売却を経験し不動産に魅了される。宅建士、管理業務主任者の資格取得、住宅ローンの借り換えを5回実施。金融機関との金利交渉を数多く経験しており、自身の不動産売買、住宅ローンの借り換え経験をもとに、買い手側に立った記事を不動産サイトに投稿中。現在は50代後半。 寄稿者にメッセージを送る

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