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大人の「おむつ事情」 種類、用途、費用を説明します。

シニア 介護
大人の「おむつ事情」 種類、用途、費用を説明します。

大人のおむつ事情

寝たきりの状態になりたくはないけれど、なってしまった場合にオムツを使います。

大人のオムツってどれくらい費用がかかるか知っていますか? オムツは消耗品ですが、結構費用がかかります。

今回はオムツの単価と1日どれくらい必要で、月、年単位ではどれくらい費用がかかるのか考えてみました。


オムツの種類

オムツにはいろいろと種類があるのをご存知ですか?

パット

尿漏れが少量あって、歩行ができる人はパットだけをしようされていることが多いです。

生理用のナプキン程度の大きさの物から、お尻の上まであるようなパットもあります。

男性のパットは挟むのではなく、包むタイプの物もあります。

そのパットを普段の下着にはさんで使用したます。

紙パンツ

長時間の外出や尿漏れが頻回にある場合は、紙パンツを使用している方もいらっしゃいます。

テープ式のオムツ

歩行ができない方はテープ式のオムツに尿パットを使用しています。

病院や施設などでは2~3時間に1回交換をしています。しかし、夜間に2時間おきにオムツ交換に来られると眠れないので、最近では長時間使用できる夜用のパットも販売されています。

インターネットでは施設で使用している市販の夜用よりも大きなパットも販売されています。

オムツの単価

オムツっていくらくらいすると思いますか?

一番安いのはパットと呼ばれるものです。

パット

前述したように生理用のナプキン程度のものは800円と少し値段が高くなりますが、大き目のパットは650円~900円で、枚数は30~55枚入っています。

紙パンツ

22枚で1,500円。


テープ式のオムツ

30枚で2,600円。夜用のパットは45枚で1,300円程度です。

高いという印象を持たれた方が大半だと思います。オムツと聞くと赤ちゃんのオムツと比較してしまうのと、特価というのもあまりありませんし、実際高いですもの…

寝たきりになった時には、どれくらいの枚数が必要なのか?

それでは24時間で何枚くらいのオムツが必要になってくるかを考えてみましょう。

尿パットと言われるパットは1枚2回分と書いてあります。1回の尿量を150mlで計算してあるようで、2回分では約300ml、人の1日の尿量は1,500~2,000mlと言われていますので、単純に計算すると1日5枚~7枚になります。

だいたい、日中はこの一番小さいパットを使用して、夜間は夜用のパットにして朝までといケースが多く、1日4回程度交換されていることが多いです。

1日尿パットを3枚と夜用パットを1枚、1か月使うと、尿パットが90枚と夜用パットが30枚必要になります。

テープ式のオムツは汚れなければ1週間くらいは使用できますので、1週間に1枚使用すると1か月で4枚必要になります。

1か月のオムツの金額は単純計算をして4,000円程度になります。

盲点! 実はオムツ周辺雑貨も費用がかかる

オムツを使用する際には、オムツだけでなく、使い捨て手袋やおしりふきなども必要になります。

使い捨て手袋は100枚入っていて1,000円くらいで、これが月に3つ必要です。おしりふきも1000円程度の物が多く、これも月に3つほど必要になります。

オムツ以外に月6,000円ほどかかり、ここの費用がけっこうかかるので盲点です。100円均一でも販売していますが、枚数が少なかったり、使い勝手が悪かったりするようです。

オムツ関係の費用は月1万円くらいはかかります


市町村で制度の確認も大切です

市町村によってはこの介護用品を無料ではないですが、少しの金額で購入できる制度もあります

しかし、本人、家族も住民税が非課税など条件がありますので、利用したいと思われる方はお住まいの市町村にお問合せください。(執筆者:天海 文香)

《天海 文香》
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天海 文香

天海 文香

1965年生まれです。看護師として20年病院勤務をしておりました。病院勤務の時に訪問看護室へ異動し、在宅看護のやりがいを感じ、現在、ケアマネジャーとして、高齢者の方の在宅生活をサポートしております。 寄稿者にメッセージを送る

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