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【介護保険サービス】制度を知って賢く使える術を教えます。

シニア 介護
【介護保険サービス】制度を知って賢く使える術を教えます。

介護保険サービス

「介護保険サービス」とは、認定を受けた人が利用できるサービスです。

(要支援1~要介護5 一部総合事業対象者の方々が利用することが可能です。)

認定を受けずに、全額自己負担で利用することができるサービスもありますが、介護保険を利用することで、1割(所得によって2割)で利用することができます

取り急ぎ利用したい方は、早々に地域の相談場所、包括支援センターまたは役所への相談を取り急ぎ行うことが必要です。

今回は

・ 介護保険サービスを賢く使うためにはどうしたらよいのか

・ どんなサービスが利用できるのか

など、利用について考えているかたが知っておくべき「介護保険」について簡単にご説明いたします。


1. 在宅に通ってきてくれるサービス

訪問介護

家にヘルパーさんが来て、生活支援(家事等)身体介助を支援してくれます。

訪問入浴

自宅に浴槽を持ってきて入浴支援を行ってくれます

訪問リハビリ

自宅にリハビリの専門職が訪問し、機能訓練を実施してくれます

訪問看護

自宅に看護師等が訪問し、入浴支援、健康管理や薬管理をしてくれたり療養について支援を行ってくれます。

居宅療養管理指導

自宅に医師、歯科医師や薬剤師等が訪問してくれます

2. 通って利用できるサービス

通所介護

送迎支援を受け、施設に通い、入浴、レクリェーション等の日常的支援を受けます

通所リハビリ

送迎支援を受け、施設に通い、入浴や個別リハビリ、レクリェーション等の支援を受けます


3. 環境を整えるサービス

福祉用具貸与

必要な福祉用具をレンタルすることができます

福祉用具購入

体に触れるポータブルトイレや入浴道具などを購入することができます

住宅改修

20万までの助成金(市町村によっては補助金あり)を受け、自宅に手すりや段差解消等の工事を行うことができます。

介護保険サービスの利用方法について

介護保険サービスを利用するためには、申請が必要になります。役所または、近くの包括支援センターにて申請の手続きができます

認定調査を受け、審査会を経ておおよそ、申請日から30日以内に介護認定の結果が決定します。
  
自分でどう手続きをとったらよいのかおそらく不明なことが多いことと思います。そこで、

(1) 要支援認定、総合事業対象者の方は、地域の包括支援センターへ連絡

(2) 要介護認定の方は、居宅介護支援事業所の選定が必要

というように覚えておくとスムーズに進行させることができます。

賢い使い方

制度を知っているといろいろと流れもわかり、スムーズに困難な状況から脱却する手段を早々に検討することができます

しかし、多くの人はまったく初めて、どうすることが一番状況改善につながるのかわからないことが現状です。

自分で選定することが必要となりますが、

「ちょっとわからない??」

「どうしたらいいの??」

と思ったときには、地域の包括支援センターへご相談ください。専門職が関わってくれます。

担当の専門職の人がいろいろと親身になり、助言や選択肢を提案してくれ、

・ 介護保険のサービスを組みあわせ

・ 困難である状況を改善するためのプラン

を検討します。

そこから自分、または家族なりの結論を導き出せるように、いろいろと相談していくことが一番介護保険サービスの利用について賢い使用方法となります。

利用したいサービス内容が決定し、プランを作成し担当者会議を開催します。その後事業所との契約を交わした後に、介護保険サービスの利用が開始となります。


まとめ

介護保険サービスを賢く使用するためには、保険の内容を知ることが大切なこととなりますが、ご本人の身体状況や環境、家族の負担の程度などによって細かく設定されているので、導き出すことは時間もかかります

また、介護保険の内容が改正されていたり介護保険を利用しなくても、無料や安価で利用できる地域のサービスなどを利用できることがあります

っと詳しい知識を持つ専門職の人に相談し、助言や提案をたくさん受けることで、よい選択肢を選ぶことができます

現在の状況を維持、または改善できるように介護サービスを選ぶことが第一です。専門職に係わる事は概ねの手続きを支援してくれるのでスムーズに、介護保険サービスの利用ができます。

介護保険の利用の方法以上に介護のお悩み相談、解決にも大きな力になってくれる存在になってくれますよ。(執筆者:佐々木 政子)

《佐々木 政子》
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佐々木 政子

執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子 佐々木 政子

ケアマネージャーを7年経験して、現在は現役で老人ホームの施設長を務める介護のプロです。女性ならではの目線も入れながら、介護に悩み困り不安を持つ皆さまにお役立ち情報を提供していきたいと思います。我が家の親も要介護者です。同じ目線で不安と戦っていきましょう! 寄稿者にメッセージを送る

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