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【読者の質問に回答(1)】「自分にあった保険がわかりません。」 保険選びのポイント3つと、図表でわかる必要な保険の種類。

保険 生命・医療保険
【読者の質問に回答(1)】「自分にあった保険がわかりません。」 保険選びのポイント3つと、図表でわかる必要な保険の種類。

どのような保障が必要かを自分で判断できるようになる


読者さんからご質問をいただきました。

今入っている生命保険は、毎月の掛け金が高く、保障内容も理解できていません。
今の自分にはどのような保障が必要なのか、詳しく知りたいです。(25歳既婚子供なし)

私もファイナンシャルプランナーの資格を取る前、全く同じことを思っていたので、お気持ちがとてもよくわかります。

自分にとって必要かどうかわからないものに、毎月お金を払い続けるのはもったいないですよね。

そこで今回は「どのような保障が必要なのか」を、ご自身で判断できるようになるための表をご用意させていただきました。

保険選びのポイントは3つ

それは

1. 何のために
2. いくら
3. いつまで

を明確にすることです。

さらに考え方や価値観は人それぞれ違いますので、それに合わせた選び方がわかると、なお自分に合った保険選びができます。

以下(1)から(5)の目的ごとの質問に対し、一番自分に合っている考えを順番に選んでください。


≪クリックで拡大≫

読者さんの場合は?


読者さんが女性の場合

必要な保障は、

(4) お葬式代
(5) 入院や手術

です。

まだ預貯金があまりできていないようであれば、200万程度の終身保険、または定期保険と、入院日額5千円程度の医療保険が目安です。

読者さんが男性の場合

必要な保障は

(2) 住宅
(3) 生活費
(4) お葬式代
(5) 入院や手術

です。

(2) 住宅については、現在賃貸か持ち家かによって変わってきます。

賃貸の場合

a、b、cの中から一番自分に合う考えを選んでください。

持ち家の場合

不要です。

(3) 生活費については、遺族年金から受け取れる金額を記載しております。

ただご主人が自営業の場合、現在お子さんがいらっしゃらないので、奥さんは遺族年金からお金を受け取ることができません

またサラリーマンだったとしても、ご主人が亡くなった時点で奥さんの年齢が30歳未満であれば、月3万円程度を5年間受け取れるだけです。

ご主人が亡くなられた場合の生活費が心配であれば、「収入保障保険」という保険で月10万円等の備えをされるといいでしょう。

(4)、(5) については、女性の場合と同じ考え方です。

まとめ


保険は「何のために」、「いくら」、「いつまで」を明確にすることによって、自動的に「どの保険」を選べばいいかわかります

ただ「どの保険」がわかりにくい、という方もいらっしゃると思います。次回は、「どの保険」を理解できるようになるために、保険の仕組みをご説明させていただきます。(執筆者:水谷 文枝)

次回記事:【読者の質問に回答(2)】自分に合った保険はどの保険? 大きく分けると3種類しかない「保険の仕組み」を説明します。

《水谷 文枝》
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水谷 文枝

水谷 文枝

ファイナンシャルプランナー(AFP) 兵庫県在住。JA系の金融機関に就職し、資産運用の部署に携わる。その後、当時女性の採用がほとんどなかった某生命保険会社に、女性最年少で転職。約12年勤めた後、代理店勤務を経て、独立。「わからない」「難しい」「だまされる」というネガティブなイメージを持たれがちな保険やお金を、「わかる」「簡単」「活かす」というポジティブなイメージに変えていくために活動中。また単に「お金の知識を増やす」のでなく、「お金の意識を変える」ことをライフワークとしている。 寄稿者にメッセージを送る

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