※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

関心の強い「英語の早期教育」 費用や内容、どんなレッスンがあるのか調べました。

ライフ 子育て
関心の強い「英語の早期教育」 費用や内容、どんなレッスンがあるのか調べました。

さまざまなリサーチ会社が、「子どもに習わせたい習い事・習わせている習い事」ランキングを行っています。

「英語・英会話」は、必ずランキングの中で3位以内に入り、理由としては、「小3からの英語の必須化・小5からの成績評価」と2020年に行われる大学入試対策が大きくあげられます。

多くの外国人観光客を見かける機会が増えたことや、小学校から始まる英語指導から「早めに英語を教えておこう」という考えが、筆者の親世代より強いのではないでしょうか?

まだ、英語とはご縁がない子どもさんを持つ親御さん向けとして、英語を習い事にする心構えを、紹介していきましょう。

英語の早期教育

昔の「英語の習い事」と今の「英語の習い事」の大きな違い

筆者が小1ぐらいの時には、すでに英語教室はありましたが、習う子どもさんは少数派でした。

留学が一般化してきたのも、今から30年ほどぐらいで、対象学年が高1以上であることがほとんどでした。

ところが、2020年に行われる大学入試改革と同時に、学習指導要領の大きな変更が行われると発表されています

小3から英語は必須となり、小5からは成績に加えられるとなっていて、「書く」、「聞く」、「読む」、「話す」という新たな要素が付け加えられました。

「話す」といっても、「英語で自分の意見を話す」というもので、文章を暗唱するというものではありません。

小3からの英語必須化ということで、実験的に英語の授業を行っている学校はありますが、親御さんからすると不安な点は多いでしょう。

そこで、小学校入学前からもしくは入学後に「英語の習い事」を始めるご家庭が増えています。

一般的な英語教室の費用は? 内容は?

費用や内容はどう?

英語教室といっても、さまざまなスタイルが今は出ています。

真っ先に考えるのが「大手英語教室」に通うという考えが出てくるでしょう?

今まで大人向けしか行っていなかった英会話学校も、子供向け部門に入ってきています。

一例にある英会話教室の標準プランを紹介します。

小1の子が週1回60分通うというプランです。

入学金 5,400円
教材費 1万9,540円(1年分一括で請求されます)
月謝 6,480円
検定料 2,160円

教材費と検定料が登場しましたが、こちらの教室では、年度の途中入学をしても、教材費は減額がされません

そして、検定料というのは、こちらの教室独自の英語検定で、ネイティヴスピーカーが行います。

では、こちらの教室に4月から入学して1年間勉強したとしましょう。

月謝(6,480円)を12か月払ったとして、計算すると、合計10万4,860円となります。

しかし、学年が上がったときや、標準プランから別のプランに変更すると、月謝や教材費は上がってきます

筆者の子どもは、この教室に保育園・年長から小1の5月まで在籍していましたが、

・ 授業の最初と最後に必ず英語でのご挨拶
・ 簡単な英単語の学習
・ アルファベットの書き方
・ 簡単な日常英会話

を教わりましたが、先生側のご都合で教室が閉鎖となってしまいました。

代わりの教室への移籍の話がありましたが、子どもが嫌がったので、無理に行かせるのもいかがなものかとして、やめました。

今注目されている「オンライン英会話レッスン」

オンライン英会話レッスン

今時のお子さんは、「毎日が習い事」というご家庭も少なくはないでしょう。

その中で、英会話の力を身につけさせたいというのが、親御さんが焦るところかもしれません。

「毎日が習い事」や「ご両親が共働きで送り迎えが無理」というご家庭向けに、オンラインで行う「子ども向け英会話レッスン」が登場しています。

独自のオンラインシステム上で、先生と画面越しに英会話で授業を進めていきます

テキストはなく、画面に現れるゲーム類を通じて、先生と話すことで、勉強します。

先生とのレッスンは、朝早くから夜遅くまであり、気に入った先生の枠が空いていれば、事前予約はできます。

金銭面での問題はというと、月に何回受けるかという話より、フィリピン人講師の先生か、ネイティヴスピーカー講師かの選択で大きく変わることです。

フィリピンの方は、公用語は英語ですがタガログ語が本来の言語です。

日本で講師をされる方は、もちろん「英語指導をするため」という指導を受けています

しかし、人件費などの事情で安い受講費設定になっています。

「安い」とはいえ、子どもに指導するということで、丁寧に指導できる先生が選ばれているので、いい加減な指導は行われることはありません。

あるオンラインレッスンを開いている英語教室の値段はというと、

フィリピン人講師担当 月4回プランで毎月3,000円

ネイティヴ講師担当  月4回プランで1万2,520円

です。

規定受講回数を超えると、1レッスンごとに、750円の請求がかかります。

小1からしか受講できないというところや、お試し期間中や、初めてのレッスン時は、ご家族が同席することが条件となっている教室があるので、問い合わせの際に、確認してください。

オンラインレッスンは、受講時間は、気に入った先生の空き状況で見ることができます

「英会話を楽しんでほしい」か「海外生活の経験があるから、英語力をキープ」するかで、先生の選択は変わりますが、お試し期間がどこでもあるので、その時に決めるとよいでしょう

ちなみに、フィリピン人講師担当で、月4回プランで1年間受講したと単純計算をすると、合計3万6,000円となります。

こちらで用意するものはというと、ヘッドセットとパソコンとネット回線があれば十分です。

これは少し高いかも。親子短期英語研修

親子短期英語留学

大手旅行会社もしくは留学斡旋会社が、小1以上の子どもさん向けとして、長期休暇中に1週間~1か月程度の英語研修ツアーを行っています

ホームスティもしくはファームスティ(オーストラリアやニュージーランドで多いです)になりますので、まだ小学校へ通っていないお子さんは参加できません。

親御さんの中でも、「英語圏にいずれは住みたいし、子どもには生の英語や雰囲気を早めに教えたい」と考えている方はいらっしゃいます。

すでに、このようなニーズに応じている会社は多いのですが、短期間滞在(1か月までの滞在)でなら、保育園・幼稚園のお子さんとお母さんが一緒に、海外で英語を勉強するプランを、大手旅行会社や留学斡旋会社が行なっております

海外での実戦授業になりますが、親子で参加できるプログラムと、親と子どもさんで離れて行うプログラムとの構成になっています。

ハワイであれば、フラを教えてもらうことや、イルカとのふれあいタイム、自然たっぷりの公園ツアーもあります。

人気があるのは、セブ島・ハワイ・シンガポールと近場スポットです。

相場としては、90~190万とされていて、滞在先の時期や日数、滞在する場所(大学寮やホテルなど)で、左右されます

さすがに、何回も参加することは難しい話ですが、その時に子どもさんが感じたことが、どのぐらい残っているかがポイントです。

英語教育に最適なのは一体どれなの?

金銭面で一番安く、毎日でも授業を受けたいという子どもさんであれば、オンラインレッスンがいいでしょう。

その次に英会話教室、最終手段として、「親子で行く短期滞在留学」になります。

ただし、年間の費用や親子留学費用の相場を紹介しましたが、お子さんが「行って楽しい」、「英語って面白い」という気持ちにならないと、教育のために使ったお金を無駄遣いしたことになります。

オンラインレッスンはもちろん、英会話教室では、一定期間のお試し期間があるので、子どもさんがついていけるかを確かめることができます

そして、親子での短期留学については、旅行会社でも独立した部門として企画をしています。

斡旋会社においても、子どもさん向けのプログラムは、担当者が必ずついて、子どもさんにどのようなことをさせたいかを聞き出していきます。

まとめとして

楽しく英会話を学ばせたい

急激な英語教育の指導方針の変更で、かなりのお母さんが、どのように英語を教えて行くべきか迷っていることでしょう。

小学校の先生も実は困っていて、先生でさえも、今英会話教室に通っているという話を聞きます。

大学入試改革も、右往左往しているので、子どもさんが一番かわいそうかもしれません。

ですが、今後は、海外への移住・転職を考えると、今のうちに少しは教育費に影響するけれど、一番子どもさんが英語になじみやすいところで勉強をするのが一番ですね。(執筆者:笹倉 奈緒美)




《笹倉 奈緒美》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

笹倉 奈緒美

笹倉 奈緒美

妊娠・出産を機会に子供の教育費について考え、実際には中学受験にもチャレンジしました。合格後は主婦をしながらフリーランスライターをしております。大学卒業までにかかる教育費に対してどういう資産運用がよいか、そして子供へのお金のかけ方などの情報収拾と研究・実践をしており、教育費関連や子供とお金にまつわる情報を提供してまいります。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集