節約家こそ知っておきたい 誤解されがちな「正しいマナー」»節約の達人

節約家こそ知っておきたい 誤解されがちな「正しいマナー」

手土産に買った高級菓子の紙袋が欲しい! 中身だけあげてもいい?


手土産は、会社の上司や先輩宅を訪問するとき、またはママ友の集まりにはかかせないものです。とくに新生活が始まる春は、奮発して高級なお菓子を手土産に選ぶ機会も多いのではないでしょうか。

高級菓子は、購入するとオリジナルの紙袋に入れられます。和菓子であれば、重厚感あるデザインの紙袋であり、洋菓子ならばスタイリッシュなデザインの紙袋であり、いずれもとても丈夫に作られているのです。

そのようなブランド店の紙袋は、お菓子の持ち運びだけでなく、日常のサブバッグとして再利用されています。

節約家ならば、紙袋の再利用は常識です。もしも先方が紙袋の再利用はしない人で、紙袋を古紙として捨ててしまうのならば、自分が持って帰りたいと思うかもしれません。

手土産として渡すのだから、紙袋もお菓子もセットで渡すことが常識のような気がします。

しかし、実は紙袋は「持ち帰る」が正しいマナーなのです

紙袋の役割は2つあります。1つ目は持ち運びやすくするためです。そして2つ目は、ほこりや汚れを避けるためなのです。

先方に渡すときには、紙袋から出してほこりがついていないお菓子だけを渡します。空になった紙袋は、たたんで持ち帰るようにしましょう。

ただし、外出先で手土産を渡すときには自宅まで持ち帰ってもらうために、紙袋ごと渡したほうがスマートです。

オークションサイトでは、新品の紙袋であれば5枚で100円、期間限定商品の紙袋は1枚300円で落札されることもありました。たかが紙袋、されど紙袋です


高級レストランでコース料理を注文したら食べきれなかった! 持ち帰ってもいい?


高級レストランで食事をするとき、コース料理を注文することが多いのではないでしょうか。

メニューには、料理名と値段しか書かれていないため、どれだけの量が出てくるのか予想できません。メインにたどり着くころには、すでにお腹がいっぱいになってしまうこともよくあることです。

料理は、残さず食べることがマナーです。もしも、コースの途中で「お腹が苦しくなってきた」と感じたら「お腹がいっぱいになってきたので少なめにしてください」と店側に伝えましょう。

しかし、大皿料理の場合は食べきれずに残ってしまうことがあります。残して帰っては捨てられてしまいます。そんなときには、持ち帰りができるか聞いてみるといいでしょう。

店によっては、持ち帰り用のパックを用意してあることもあります。ただし、メニューによっては傷みやすいものもあり、断られる可能性もあります。

高級レストランでは、料理と一緒にワインも楽しみます。グラスワインならば残る心配はありませんが、ボトルで注文したときには飲み切れないかもしれません。

もしも、飲み切れないときには「持ち帰りたい」とソムリエに伝えましょう。そのときには、ぜひバキュバンをお願いしてください。

バキュバンとは、ボトルの中の空気をポンプで抜いて、真空状態にしてから栓をすることです。ワインの劣化を防いで持ち帰ることができます。

しかし、少量しか残っていないときには残して帰ったほうがいいかもしれません。

なぜならば、高級レストランにはさまざまなソムリエがいるものです。若いソムリエたちは、客が残していったワインを試飲してワインの勉強をします。

若いソムリエのために、ワインをわざと残して帰るというのもオシャレな客ではないでしょうか。


香典をいくらにするか迷っていたら、そのまま入れ忘れた!


訃報は突然やってきます。連絡を受けたら喪服を引っ張り出して、香典の準備をします。

「香典はいくらにするか」は毎回頭を悩ませる問題です。一度香典袋にお金を入れても、親族と金額を合わせることになって入れなおしたり、「御仏前」の袋から「御霊前」の袋に入れなおしたりすることもよくある話です。

そしていざ、葬儀の受付で香典を出したとたんに「あれっ、お金いれたかしら」と不安になるのです。

いくら節約家といっても、香典を節約してしまっては後味が悪いでしょう。お通夜の直後に「香典は入っていましたか」と遺族に確認することも気が引けます。

実は、香典の入れ忘れは意外に多いものです。香典袋に書かれた金額と実際に入っていた金額が違うこともよくあります。

しかしそのほとんどは、遺族に伝わることなく解決するのです。

なぜならば、香典はお通夜の受付で渡します。受付では、受け取った香典袋をすぐに開封し、中身を確認しているのです。

そして、中身が入っていなかったり金額が違っていたりする場合には、その場で本人に伝えて中身(お金)をいただきます。

お通夜や告別式の受付担当者は、受付を締めた後にすべての香典金額と袋に書かれた金額を集計し、きっちりと合わせて遺族の方に渡します。そのため、責任を持って現金を確認しているのです。

稀に受付で中を確認しないこともあります。そのときには、不安であれば葬儀が落ち着いてから遺族の方に確認してみてもいいでしょう。

万が一、香典袋の中が空であっても、遺族の方から連絡がくることはめったにありません。

この記事を書いた人

式部 順子 式部 順子»筆者の記事一覧

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。

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