「おこづかい」を通して金銭教育にチャレンジ»節約の達人

「おこづかい」を通して金銭教育にチャレンジ

使えるお金には限りがあって、必要に備えて貯めたり、限られた範囲内で工夫して使いみちを考えたり。子どもにとって「おこづかい」は、お金の感覚を身につける重要な練習になります。

家事や料理などのお手伝いと同じように、「生活力」を身につけてくれるトレーニング法といえます。


「おこづかい」は優れた教育法


「おこづかい」と「おこづかい帳」には、多くの生活要素が含まれています。

○物価や物の価値
○店舗による価格の違い
○計算力
○文字や数字を記帳する力
○貴重品の管理
○我慢する経験。先を見通す力。
○上手く乗り越えた時の楽しさ

特に、節約する・がまんするなど、「心」を一生けんめい働かせる場面は、「生きる知恵」を大きく伸ばしてくれます。

小さい頃から早期教育のようにチャレンジできる「おこづかい」と「おこづかい帳」の活用法について見てみましょう。


1.お子さんが小さい時期からチャレンジできる「お金のやり取り」


お子さんが小さい時期でも、お出かけの時などにお金を使う練習ができます。

レジでの会話やお金のやり取り、持っているお金で食べ物を注文するなど、お子さんを前に出して練習をしてみましょう。

定期的におこづかいを渡す場合には、週ごとなど、小分けにして渡す方法が分かりやすいでしょう


2.小学生になったら「おこづかい帳」




「おこづかい帳」を使い始める場合は子どもに選んでもらい、お気に入りの1冊を買ってあげます。

初めのうちは書き方を教えながら記入していきます。おこづかい帳をコピーして記入例を書いてあげて、少しずつ本人に任せるようにしてみましょう

そして、おこづかいのお金を渡すとき、まず「おこづかい帳」の内容を確認してあげます。きちんと書けていたら褒めて、アドバイスは必要な箇所だけに留めておきます。


3.欲しいものはリスト化


欲しい物がありすぎる場合は、「ほしいものリスト」が便利です。

子どもにとっては「リストにする」という経験もあまりないはず。

文字を書く練習にもなり、箇条書きやリスト化の練習もできますし、頭の中の「あれも、これも」を書き出して優先順位をつける練習にもなります

その後、お店での価格を調べに行きます。調査の経験ですね。「値段を調べる目的でお出かけします」と約束しておきます。

税込みの値段や、いくら必要なのかが分かり、ここから取捨選択がスタートします。

お金を貯めるのか、あきらめるのか。また、本当に必要なものなのか。自分にとっての物の価値をじっくり考える機会になります。


金銭感覚は「生活力」


お手伝いでおこづかいをあげた時は、おこづかい帳に『○○のお手伝いありがとう! △△円』という記録も残してあげましょう。嬉しさや楽しさを笑顔と一緒に共有しましょう。

お金の感覚は一生もの。生活力を育むため、しっかり身につけてあげたいですね。(執筆者:山口 葵子)

この記事を書いた人

山口 葵子 山口 葵子»筆者の記事一覧

40代前半女性です。金融機関から損害保険会社に転職後、転居のため専業主婦に。現在はライターとして貯蓄・教育に関する記事を執筆しています。趣味は、子どものサッカー応援や、家事の合間の細切れ読書。学習面では、苦手分野のまとめプリントを手作りしています。地図帳、ガイドブックも学習につながるようです。家計管理について、少しでもお役に立つ情報をお伝えできたらと考えています。

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