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親から買う土地の代金を住宅ローンで払える?

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  よくあるのは、親名義の土地に子どもが住宅を建てるというケース。土地は親にタダで借りて、家の建築費は銀行から住宅ローンを借りて支払います。しかし、世の中にはいろんな家族がいて、なかには、「それはならん!ワシの土地はお前に売ってやる」という親もいるでしょう。子どものなかにも「オヤジ名義の土地に家を建てて住むってのは、どうもすわりが悪い!」と思う人がいるかもしれない。

  理由はさまざま。親に老後の資金がない。子どもを甘やかしたくない。子どもに兄弟がいて、親名義の土地に子ども名義の家を建てると、のちのちややこしいことになりかねない・・・・あとは、気分の問題・・・・など。

  親から買う土地の代金と、自分が建てる家の代金の両方を銀行から住宅ローンを借りて支払うことができるか?・・・・というと、、、、

  答えは、「できる銀行がある!」 ある銀行は、「当行の住宅ローンを親族間売買の代金に充てることはできません」。しかし、別のある銀行は「親子間売買であっても、あいだ不動産会社を入れて取引をしてください。適正価格である必要がありますから。また、売買契約書など、正式な書類が必要です。そうすれば親子間売買でも住宅ローンの融資はできます。しかし、親名義の土地に既に抵当権が設定されていたらNGです。

  つまり親族間売買でも、銀行によっては、一定の制約があるものの住宅ローンは借りられるということ。できないのはネット銀行(すべてを調べたわけではありません)。できるのは、昔ながらの銀行(これもすべてを調べたのではありません)。

《中村 宏》
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中村 宏

中村 宏

株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長 山口県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、 株式会社ベネッセコーポレーションに勤務。2003年にファイナンシャルプランナーとして独立し、 FPオフィス ワーク・ワークス を設立。「お客様の『お金の心配』を解消し、自信と希望にかえる!」をモットーに、個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を行っています。 個人相談件数は1,000件超。 無料のメールマガジン『生活マネー ミニ講座』(平日毎日)配信中。 登録はこちら → http://www.mag2.com/m/0000113875.html ・ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) ・住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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