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「金融効率改善①」

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  金融・・・保険・ローン・貯蓄・運用など・・・それぞれの金融の仕組みには「役割」があります。

  保険は、すぐに、大金を準備したいとき。ローンは、すぐに、消費を必要とするとき。貯蓄は、将来の支出に備えて。運用は、小さな資金を大きな資金に。

  その役割を果たすうえで、それぞれにデメリットもあります。保険は「使い道」が制限されている。ローンは「金利負担」が発生する。貯蓄や運用は「時間」がかかる。

  つまり、「お金と時間と使い道のバランス」をとることで、金融の効率の改善が図れます。

  また、金融には大別すると、二つのチームに分けられます。

  一つ目は、「支出をサポートする」チーム。保険やローンのように、もしもの時の出費や、今すぐ必要な出費に備えるための役割。

  二つ目は、「所得を向上する」チーム。利子・配当・不動産・譲渡・一時・退職・雑所得といった、金融所得がそれに該当します。

  再度、金融の効率を改善しようと思えば・・・これら支出のサポートをする金融と所得の向上を行う金融に使う「経費のバランスを調整すること」が必要です。

  簡単に言えば、家計や企業財務において、保険やローン(不測の事態や過去)に対して支払う費用と、貯蓄や運用(将来に備える)に対して支払う費用との比較をし、前者>後者ならば、改善の余地があるということです。

  もちろん、家計や企業の成長過程において、その割合に程度があることは言うまでもありませんが・・・。

《伊藤 剛知》
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伊藤 剛知

伊藤 剛知

株式会社人財コンサルティング 代表取締役 平成10年より、独立系FPとして開業。約10年間で800組を超える 法人・個人のマネー相談会員組織「マネーバランス倶楽部」を創り上げた。全国展開中のマネーバランススクールや、マネーバランス分析ソフトの創始者でもある。 また、「FP事務所専門の経営コンサルタント」でもあり、FPとして独立・開業する人を応援します。 寄稿者にメッセージを送る

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