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突然襲ってくる介護!在宅介護や施設利用、毎月の費用はいくら?

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  もし、介護になったら介護費用はいくらかかるかご存知ですか?

  生命保険文化センター「平成21年度生命保険に関する全国実態調査」によると、毎月かかる費用は在宅介護で平均4万4千円施設では10万9千円だそうです。毎月かかる費用ですからね。

  介護費用等を、ちょっと乱暴に例えるなら「家賃」のようなものです。

  現在、駅から徒歩5分、家賃15万円のマンションに住んでいるとしましょう。突然、大家から「来月から10万円値上げで、25万円だよ」と言われたらどうしますか?払えれば何の問題もなしですよね。でも、どう逆立ちしても払えないと思えば、引っ越すしかないですよね。

  そこで、(1)徒歩10分、家賃20万円のマンションに住むか、一方、(2)バスに乗って30分、そこから徒歩20分で家賃15万円のマンションに住むかを選択しなければなりません。

  (1)を「介護」に言い換えると、介護保険サービスを利用することにより毎月5万円アップします。徒歩10分かかることから以前より肉体的・精神的負担も増えます。一方、(2)を選べば、介護保険サービスをほとんど利用しないので、お金は変わりません。しかし、精神的・肉体的負担は激増します。

  この状況が、「ずーと」続き、終わりがみえないことです。どのマンションに住むかをご自身で総合的に決めるしかありません。「介護」は突然襲ってきます。その時に備えて、事前に公的介護保険、介護費用、自治体等の様々な情報を収集しておきましょう。

《河村 修一》
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河村 修一

河村 修一

介護者専門 カワムラFPコンサルティング 代表 山口県出身。兵庫県立神戸商科大学卒業後、日産生命(現プルデンシャル生命)入社。ハートフォード生命転職後、2008年に独立。2011年から介護者専門ファイナンシャル・プランナー。父親が母親の介護をするという老老介護を経験。これをきっかけに介護保険、介護費用や有料老人ホーム等の施設探し等に奔走、研究を重ね、介護者専門のファイナンシャル・プランナーとして活動中。一方、国の求職者支援訓練・セミナー等の講師を務めるなど精力的に活動している。 資格:日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナーAFP、国家資格2級ファイナンシャル・プラン二ング技能士など。メディア取材:FPジャーナル(2013年3月号)、日経ビジネス(2012年10月8日:介護者世帯の財務コンサルティングとして紹介)、高齢者住宅新聞、東京新聞等 寄稿者にメッセージを送る

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