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2013年7月12日の主要株価指数上昇件数等

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2013年7月12日の主要株価指数上昇件数等

  7月12日(現地時間)の主要な市場の動きを掲載します。

  7月第二週は欧州の債務不安が緩和し、欧州各国の株価が反発・上昇しています。NYダウ平均も史上最高値を更新しています。一方中国の成長鈍化と不良債務問題の浮上、ブラジルの景気後退等で、新興国株価は下落しました。

  日本は参院選の中、日経平均は14,500円を回復しました。FRB議長のQE3の出口発言以来、米国・英国の金利が上昇(価格は下落)し、米国債を保有する米国の金融機関等の含み益の減少が問題視され始めました。付君江気が減少すると貸し出し余力が減少し、企業への資金供給が滞る懸念があります。

主要株価指数上昇件数

  2013年7月12日は、連日の50%超えで、10日の50%をまたぎ6日連続の50%超えです。6月の下落を各地で反発・開発しています。

  VIX(恐怖)指数、12日は前日に比べ-1.52%下がり、13.84になりました。市場の感覚は通常モードに戻ったようです。

注) 通常は10~20の範囲とされています。


付表にあるように、12日の値動きは小さくなりました。市場が落ち着いてきたものと考えています。地域別の50%超えはアジア・オセアニアが4日連続、ヨーロッパは日連続、特に11日は全勝でした。米州も2日連続、11日は全勝です。上昇件数率は21指数÷35指数=60.0%です。

為替換算株価指数.

  7月12日、前週末よりも円高に振れています。11日は欧州・米州が全指数上昇でした。引き続き米国と欧州の株価は上昇しています。一方資源国の豪州とブラジルは下降、香港も下落しています。世界株指数、新興国株価指数ともに下落しています、特にブラジルは今月に入り、株価の下落とレアル安の影響で、5.99%の下落です。これから新興国に投資される方は、中国とブラジル・ロシアへの投資はご注意ください。筆者は弱含みと考えています。


主要10年国債利回り=長期金利

  長期金利は、米国は2..5%台を維持しています。今後も上昇余地がありそうです。12日は日・英・独の利回りは低下(価格は上昇)しました。


為替換算商品先物価格

  7月12日、ニューヨーク金価格、プラチナ価格は先週末にも比べ上昇、プラチナは1,400ドルを回復しました。原油価格の上昇が顕著です。NY原油WTIは105.95ドルに上昇しています。穀物も前週末に比べ上昇しています、日経商品指数17種3週連続の上昇です。


  各情報は、著者自身の投資に関する必要性と一般投資家への情報提供を目的に掲載しています。

・株価指数の上昇件数の情報は市場の方向性と国別のばらつきの確認。
・為替換算株価指数は、指数での騰落ではなく、円での騰落を認識するため、
・主要国債利回りは経済の方向性の確認(景気が良くなっているのか悪化しているのか)
・為替換算商品先物指数は生活者としての物価動向の確認

  を目的としています。

※主要株価指数の国別・地域別は
・アジア・オセアニア:11ヶ国1地域15指数
日本4指数、香港、中国、韓国、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、インド、タイは各1指数です。
・欧州:12ヶ国12指数
英国、ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、イタリア、ノルウェー、スウェーデン、オランダ、スペイン、ロシア
・米州:5ヶ国8指数
アメリカ4指数、カナダ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン各1指数
・先進国と新興国の指数比較は23指数/12指数です。

※VIX指数
VIX指数とはシカゴ・オプション取引所が作り出した「ボラティリティ・インデックス」の略称です。指数はS&P500を対象としたオプション取引の値動きを基に算出されています。VIX(恐怖)指数は投資家の心理を示すものとして利用されています。
通常は10~20の範囲とされています。サブプライム問題などが発生すると指数は20を超えて上昇します。

本データは、原則 市場営業日の翌日に更新します。

  数値などはできるだけ原資料を提供している市場・メディア等のHPを活用しています。主要株価指数の内、世界株式と新興国株価は日々の捕捉が小生には難しいため、私が所有するVanguard Total World Stock Index ETF (VT)とiShares MSCI Emerging Markets Index で代用しています。為替レートは、原則表示当日夜間(21時~24時ごろ)のMSNマネー為替欄の数値を使用しています

このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。
《吉野 充巨》
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独立系FP事務所 オフィス マイ エフ・ピー代表  現在、金融商品(保険、投資信託等)を販売しない、フィーだけの独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザーとして、お客様の夢や希望実現のため、ライフプランの作成と資産運用(投資助言)でサポートしています。ライフプラン作成では豊富な経験と知識を生かした生活設計を得意とし、資産運用は、お客様のリスク許容度に応じたアセットアロケーション(資産配分)の提示と、各種指数に連動したETFによる国際分散投資をお薦めしています。お客様から「私のFP」「我が家のFP」と言われる様、日々研鑽を続けています、2013年5月26日現在 専門家ProFileにて回答Q&A2,172件、公開コラム983件、マイベストプロにて公開コラム1,004件 取材TBS、週刊文春、日本経済新聞、週刊文春等多数、日本橋で少人数の資産運用セミナーとライフ・プランセミナーを開催中。  日本FP協会認定CFP®  宅地建物取引士 登録ロングステイアドバイザー 一般社団法人日本投資顧問業協会会員(投資助言・代理業 関東財務局長 (金商) 第2227号) 寄稿者にメッセージを送る

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