今年こそは家計簿を!

 新しい年を迎えると「今年こそは家計簿をつけよう」と考え、書店に多数並ぶ家計簿の一冊を購入します。年の初めは順調に記入できてもが、継続はなかなか難しい。

 実は、家計簿というのは大まかに家計の収支を管理できれば良いものでもあります。主な収入の、給与や年金等の額、固定的な支出である家賃や水道光熱費、通信費、新聞等購読料費など額を算出し、無駄がないかチェックをするだけでも良いと思います。

 これらの固定的な収支は、銀行等金融機関への振込みや引き落としで行う家庭が増えています。主に利用している金融機関が家計簿サービスを行っている場合には、このサービスを利用し、収支をパソコンに取り込むと、それだけで家計の主な収支管理ができます。日々の家計簿の記帳は続けにくくても、月に1回、収支をパソコンに取り込むことは、できそうな感じもしますよね。

今年の貯蓄目標

 「今年こそは、年間100万円の貯蓄」と決めても、実際に毎月7~8万円の貯蓄を行っていくことは大変なことでもあります。年間100万円などの金額を決める方法もありますが、貯蓄バランスを決めるという方法もあります。

 超概算になりますが、給与収入の場合、収入の2割は税金や社会保険料等として納めます。毎月これらと同額の収入の2割を貯蓄し、収入の6割で生活をすると、無理が少なくお金も貯まり、税金や社会保険料の動きも把握できるようになります。毎年、税金等の額が変わったら貯蓄額を見直していくというパターンが決まると、少しずつ貯まる家計に変化すると、私は考えます。

貯まる人と貯まらない人の違い

 では、貯まる人と貯まらない人との違いはどこにあるのでしょうか。私たちの生活には、誘惑がたくさんあります。購買意欲をあおる宣伝広告が街中やネット上にあふれています。物を買ったり、おいしいものを食べたり飲んだりするのは、とても楽しいものです。宣伝広告を見て「欲しくならない方が難しい」というのが正しいとも言えます。

 このような状況で貯まる人は、やはり「家計簿をつけている」という傾向があるようです。

 数年前のデータですが、家計簿をつけている人の平均貯蓄額は約639万円で、家計簿をつけてない人の約568万円と比較し、約71万円多いことがNTTコミュニケーションズが行った「ビジネスパーソンの家計簿実態調査」の結果からわかったという記事もありました。

 貯蓄目標を決め、家計簿をつけ、2014年はさらに貯まる家計へと変化する年にしてはいかがでしょうか。(執筆者:杉浦 詔子)