「お金の貯まらない人に多い3つの共通点」への対処法(2) 貯蓄体質になろう

 前回のコラムで、「毎月お給料は入ってきているので、なぜかお金が貯まらない…。 」、「お金を貯めようと思っているのに、気が付くと使いすぎて貯めるお金がなくなってしまっている…。」という方の多くに共通する点について分析しました。

 その3つというのは、

【支出管理の下手な人の通帳の特徴】
(1) 収入をそのまま普通預金に入れている
(2) 少額の引き出しが多い
(3) クレジットカードの支払いが高額

 というものです。

 では、これらを脱却して貯蓄体質になるにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。今回は、「(2) 少額の引き出しが多い」、「(3) クレジットカードの支払いが高額」への対処法について考えていきましょう。

「少額の引き出しが多い」場合の対処法

 まず、「(2) 少額の引き出しが多い」について考えてみましょう。

 そもそもなぜ少額の引き出しが多いのでしょうか。それは、『支出の管理が出来ていないから』です。自分が何にいくら使ったのかを把握出来ていないため当初日々の生活費用にと引き出した金額では足りなくなり、お財布の中が寂しくなってくると「とりあえず1万円」といったように少しずつ銀行口座からお金を引き出し、お財布に補充してしまうのです。一回一回は少額でも、塵も積もれば山となるの諺のとおり、積み重なると無視できない金額になります

 ではどのようにすればよいのでしょうか。

 支出の管理については多くの方法があります。

・食費・通信費等支出項目毎に金額を決めて管理する
・家計簿をつけてどの分野に多くお金をかけているのかを確認する
・毎月のレシートを見直し、出費が多い分野の買い物を見直す (etc)

 几帳面な方なら、家計簿をつけて自身の一ヶ月の支出の中身を見直し、どの分野に多くお金をかけているかを把握しましょう。家計簿は向かない、という方ならその日何をいくらで買ったかを携帯電話のメモ機能に入力したり写メを撮るだけでも構いません。最近は、つけやすい家計簿や携帯電話のアプリも多くありますので、あなたにあったタイプのものを選びましょう。

 家計簿をつけることが目的ではなく、お金の流れを・お金の出口を把握することが目的です。自分のお金の使い方を意識することによって、今まで無意識的に行っていた衝動買いを抑えることができるようになります。

 また、支出の管理が出来ていない人の中には、お財布に残っている金額を把握していない人が多いです。いくら使って、いくら残っているのかを意識することも、生活費として配分した金額内で過ごすためには必要です。

「クレジットカードの支払いが高額」の場合の対処法

 次に、「(3) クレジットカードの支払いが高額」について考えてみましょう。クレジットカードは実際にその場でお金が減らないため、つい使い過ぎてしまう傾向があります。クレジットカードの使いすぎを防ぐための方法の一例です。

・限度額を下げる
・クレジットカードの枚数を減らす
・毎月の明細を見直し、(2)と同様どのような傾向があるか分析し、購買活動を見直す

 カードの整理も兼ねて、あまり使わないカードは解約し、メインカードとサブカードくらいに集約しましょう。送られてくる明細を1〜2通にすることで、先月の使用履歴の振り返りが簡単になります。また、毎月のカードでの買い物の上限を決めたのなら、それに合わせてカードの限度額を下げることで物理的に防ぐこともできます。

まとめ

 どちらにしても大切なのは、「日々のお金の出口を把握する」ということです。

 どういう時に衝動買いをしてしまうのか、どういうものにお金をかける傾向があるかを把握し、それをやめる・もしくは減らすことでどのくらい貯蓄に差が出るかを考えてみましょう。(執筆者:高橋 幸緒里)

この記事を書いた人

高橋 幸緒里 高橋 幸緒里»筆者の記事一覧 (11) http://laughxlaugh.jp/

1986年7月7日生まれ。小学校の頃より金融・経営に興味を持つ。大学時代に金融機関を志望し在学中にAFP資格を取得、金融機関に就職。以後、お客さまのライフプランに合わせた資産の持ち方・作り方のコンサルティングを行っている。上位資格のCFP資格は、ただいまお勉強中です。日常生活に関わるお金や、金融機関の上手な使い方についてのコラムが書けたらと思っています!
<保有資格>: AFP、証券外務員二種・一種、内部管理責任者、年金アドバイザー3級、相続アドバイザー3級、日商簿記3級
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