※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

とりあえずNISA口座開設したけど、よくわからない人はどうするべき?~コツコツ投資14年間の実例~

コラム コラム
とりあえずNISA口座開設したけど、よくわからない人はどうするべき?~コツコツ投資14年間の実例~

 これまでに何度か、コツコツ(積み立て)投資の考え方をご説明してきました。(前回記事)では、今日は実例をお見せしましょう。


我が家のコツコツ投資14年間の結果

 これは、我が家の高校生の娘2人がまだ小さかった時、将来の大学入学の資金の足しになればと思い、約14年前から毎月1万円をコツコツ積み立てた現在の状況です。


 右下をご覧ください。

 2015年3月11日現在、投資元本1,670,090円に対して、評価金額が2,883,862円になっています

 毎月1万円ずつコツコツと合計167万円積立てて、現在288万円に増えているということです。つまり、利益が約121万円出ているということです

 こんなことなら毎月2万円…いや5万円積立てていれば…なんて思ってしまいますが、1万円ずつでも積み立てていてよかった~という感じです。

大暴落した時もありました

 この間、2001年からの相場を見ますと、ITバブル、米同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災と、大きな出来事があり、そのたびに株式相場は大きく値下がりしました。こんな中でのこの利益です! すごいと思いませんか?

自分は何をしたらいいの?

 じゃあ、私は何をしていたかというと、ただコツコツと積み立てただけです。積み立ても銀行からの引き落としですから、実際はほとんど忘れていたも同然です。

 このような大きな値動きのあった期間ですから、当然、積み立て元本に対して評価額が元本割れしていた時期もありました。でも、このお金はまだずっと先で使うお金だからと、焦らず騒がず(笑)ただコツコツと積み立て続けました。

 相場が下がるということは、投資信託の単価である基準価額が安くなるということですから、同じ1万円でも買える数量が増えるということです。下がっても喜んで積立て続けました。

投資についてわからなくても大丈夫!

 こんな仕事をしているんだから、毎日相場を見てたのでしょう? と言われますが、そんなことはありません。子育て期間中には、仕事や相場から離れた時期もありました。
 このように、

コツコツ(積み立て)投資は、
上がってもラッキー♪下がってもラッキー♪
積み立てていることを忘れても大丈夫♪

なんです!


一つだけ重要なポイントが!

 ただし! 私のように相場が下がっても喜んでいられるためのポイントが一つあります

 それは、長期(少なくとも10年以上)で運用できるお金であること将来の子どもの教育資金準備のために、また自分たちの老後のお金を準備するために、などに活用してください。

 少しは投資をしてみる勇気がわいてきましたか? NISAの口座を開いたけど、まだ何も買っていない方は、コツコツ投資から始めてみませんか。(執筆者:時川 郁)

《時川 郁》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

時川 郁

時川 郁

合同会社リテラビット代表 大手証券会社に11年間勤務後、1997年、独立系のFPとして活動を開始。セミナー講師、新聞・雑誌・インターネットでの執筆、個別相談等で活動中。 座右の銘は「自分の人生で今日が一番若い!」趣味は天体観測で年に数回は天文台へ足を運び、心をリフレッシュ。ロケットの打ち上げや、夜空のISSを観るのも楽しみです! <保有資格>:CFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士、証券外務員(一種)、DCプランナー2級、DCマイスター(確定拠出年金専門資格) 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集