洗剤の詰め替えは本当にお得? 本体or詰め替えで迷ったときの計算方法

 衣類用洗剤や食器洗剤、シャンプーやコンディショナーなど、あなたは「安くてエコ」な詰め替えを買っていませんか?

 節約のことだけを考えた場合、実は本体を買った方がお得になることが多いんです。一見詰め替えの方がお得に見えますが、詰め替え用は、内容量が少ないんです!

とあるドラッグストアの価格設定

 今回は、洗濯洗剤を例に価格を比較してみたいと思います。


 上記画像の価格を参考に計算しました。また、業務用はAmazonでの価格です。

 価格の安さだけで見れば、一番安いのは360gの詰め替え用です。しかし、1gあたりの価格を計算してみると、本体を購入するのが一番安い、ということになります。

 本体を買うか詰め替え用を買うか迷ったら、まずは1gあたりの価格を計算して、比較してみると良いでしょう。

1gあたりの価格=税込価格÷内容量

 ちなみに、本体の方が容器がかさばるので捨てるときにゴミ代がかかりやすいのは確かですが、ゴミ袋自体が高いものではないのでかかるコストもわずかです。環境問題は考えず、節約のことだけ考えると、詰め替えを買った方がお得になることも多い、と覚えておきましょう。

1回あたりの使用量にも着目!

 同じ洗剤で「本体か詰め替えか?」という選択をする場合は1gあたりの価格で比較して安いものを選ぶと良いですが、違う商品で迷った場合は、1回あたりの使用量にも着目してみてください。

 同じ洗濯洗剤でも、1回あたりの使用量は異なります。たとえば、トップNANOXは45Lあたりの使用量は15gですが、アタックNeoだと16gです。また、筆者が使用している粉せっけん「ミヨシそよ風」だと1回あたり54g使用します。

 1gあたりの価格が安かったとしても、1回に使う量が多いなら節約にならない可能性もあります。

【ミヨシそよ風の場合】

 本体価格は840円、内容量は2.16kg(2,160g)です。1gあたりの価格は0.39円と、上記の比較表と比べてみても、各段に安いことがわかります。

 しかし、水45Lに対する使用量は54gと多いので、1回あたりの価格は21円にもなります。また、NANOXやアタックNeoと違ってすすぎが2回必要なので、水道代も数十円程度余分にかかります。

※肌が弱いため、我が家では粉せっけんを使用しています。

 1回あたりの使用量はパッケージに記載されています。1回あたりの価格=1gあたりの価格×1回あたりの使用量

価格は日によって変動します

 もちろん、必ずしも本体を買う方が安い、ということはありません。定価で購入するなら詰め替え用の方がお得になっている商品の方が多いはずです。

 しかし、特売で買おうとすると逆転現象が起こることもしばしば。お店によっても、時期によってもどちらがお得かは変わってきますので、店頭で計算するのが確実な節約法です。

 計算式自体は簡単ですし、スマホの電卓でささっと計算できますからぜひその都度計算してみましょう。

 なお、今回は節約を目的として考えているので「本体を買う方が安い」という結論になりましたが、環境問題等を考えると「本体の方がいい」とは言えません。

 本体容器はどうしてもかさばりますし、1家庭あたりで見れば大したことの無い量でも、日本全体で見ると相当な量のぷら容器が捨てられているということになります。できれば常に詰め替え用が安いという状態になってくれるとありがたいのですが、なかなか難しいのかもしれません。

 理想は「詰め替え用を安く買う」ことですが、かと言って家計を圧迫してまで環境に配慮するというのも抵抗がある人もいらっしゃるでしょう。家計の状況も考えながら、節約重視なら本体を、環境重視なら詰め替え用を、とうまく使い分けてみてはいかがでしょうか?(執筆者:吉見 夏実)

この記事を書いた人

吉見 夏実 吉見 夏実()»筆者の記事一覧 (375) http://manetatsu.com/author/nyoshimi/

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど
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