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夫婦の収入を一括管理して家計のムダを省く お好みで選べる具体的方法2つ

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夫婦の収入を一括管理して家計のムダを省く お好みで選べる具体的方法2つ

共働き夫婦でそれぞれに収入があっても、別財布にするよりも、一括管理した方が節約効果は高くなります。別管理していると、相手の収入が気になって不公平感を感じたり、「向こうが貯めているだろう」と甘えが出て散財につながることも。

そこで、今回は共働き夫婦の収入を一括管理して、家計のムダを省く方法を紹介したいと思います!


【1】通帳をオープンにする

一番シンプルで分かりやすい方法です。

通帳には振り込まれた金額がすべて載っていますから、その収入を見ながら、家計をやりくりしていくことができます。もちろん、ボーナスも、年末調整で返還されたお金も、すべて明らかになります。

通帳をお互いの分かるところにまとめて置いておき、見たいときにはいつでも見られるようにしておくと、疑心暗鬼も甘えもなくなります。

また、たいていはどちらか一方が主体となって家計管理をすると思いますが、家計管理をする人にとっては、世帯収入が分かった方が断然家計管理がやりやすくなりますね!

【2】給与明細及び源泉徴収票をオープンにする

家計管理する側としては、通帳ごと預かるのが一番やりやすい方法ではありますが、中には通帳を渡すことに抵抗がある人もいます。その場合は、給与明細と源泉徴収票をオープンにする方法がおすすめです。

通帳を見なくても、給与明細を預かれば全体の収入が把握できるようになります。あとは、お互いの収入から家計に必要な分をそれぞれ出し合い、残りは個人の資産(小遣い)として使えばOKです。

また、源泉徴収票もオープンにすることで年末調整でいくら返ってきたのかも把握できるので、給料明細だけでなく源泉徴収票も合わせて見せてもらう方がより、家計がクリアになります。

収入を一括管理するときのルール

収入を一括管理するとしても、やり方によっては不公平感を生んでしまうことがあります。

たとえば、妻が一方的に管理したいと言いだしたとき、夫側に無理が生じてしまう、ということ。これを防ぐためには、以下のルールは守りましょう。

個別の資産・小遣いは確保する

配偶者の小遣いの詳細まで管理しようというのはいただけません。いわゆる「都度払い」ですね。毎日昼食代として500円ずつ渡し、必要なものがあるときには申告制で渡す、という方法では、妻は「夫のムダ遣いをなくせるからいいわ♪」と思っていても、夫は自由に使えるお金がなく、息苦しい思いをすることになります。

「まとめて渡されると使いすぎるから」と相手の希望があれば別ですが、基本的には小遣いはまとめてそれぞれが管理できるようにしておく方がいいでしょう。

家計管理もオープンにする

一方的に収入を一括管理して、家計管理がぐちゃぐちゃでムダだらけ……なんていう状態では、一括管理の意味がありませんし、家計を預けている側としても、不満が募ります。

そのため、収支状況や、簡単な支出の明細はオープンにしておきましょう。
※にんじん1個、レベルまで記録する必要はありませんが、食費がいくら、光熱費がいくら、というようにだいたいの金額が分かる程度には家計簿をつけるべきです。

家計管理をオープンにしておくことで、相手の不満が募るのを防ぐことができますよ。

夫婦二人とも無駄遣いなしなら必要ないけど…

世帯全体の収入がいくらあるか分からないと、節約しようにも効率が悪いです。また、どちらか片方だけが無理な節約を強いられることにもなりかねません。公平で、無駄のない家計を作りたければ、ぜひ夫婦の収入は一括管理しましょう。

※夫婦二人ともがお金に強く、無駄遣いもほとんどなく貯蓄もできているなら無理に一括管理する必要はありません。どちらか、もしくは両方がお金の管理に不安がある場合のみ、一括管理がおすすめですよ。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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