「重曹」と「クエン酸」で楽しく出来る 節約&時短水回り掃除術

「重曹」と「クエン酸」で楽しみながらお掃除

雨の日が続きますね。ホコリがたたないので、掃除にはもってこいのシーズンかもしれません。

定番化した節約お掃除の必携アイテム、重曹とクエン酸を楽しんでいますか?

「エコ」や「節約になる」というもやもやしたイメージではなく、科学的で視覚的に、なるほど! と思えるアプローチで、重曹とクエン酸のポテンシャルにクローズアップします。

筆者が掃除に使うのは、重曹、クエン酸、そしてせいぜい石鹸で、化学洗剤は使っていませんが、用事が足りています。

何が良いかというと、手荒れに悩むことがなくなりましたし、アレの洗剤、コレの洗剤という主張の激しいボトルが家に存在しないので、ヴィジュアルにもスペース的にも安らぎがあります。

個別洗剤の呪縛から離れることで「しまった、アレが切れてた」と後悔することもないですね。

重曹とクエン酸のスプレーレシピ

重曹水=水100ml+重曹小さじ1(5cc)
クエン酸水=水100ml+クエン酸小さじ1/2(2.5cc)

スプレーボトルの量や、使用量にあわせてつくりましょう。

作ったら1か月をめどに使い切りです。

ちなみに筆者は重曹はgあたり換算でおよそ0.2円、クエン酸は0.4円で購入しており、1回あたり300mlのスプレーを作ります

単純計算で、水道代、使いまわしのスプレー代を除いた、重曹とクエン酸のコストは約1円です。

熱湯+重曹をトイレタンクに投入。黒カビブロック!

トイレタンクに重曹1/2カップ(80グラム)を熱湯1リットルで溶かしたものを投入します。

一人暮らしなら、半量(重曹1/4カップと熱湯500ml)でもいいですね。

ポイントは必ず熱湯で溶かすこと

びっくり! 泡が出ますが、この反応は正常です。常温水で溶かした重曹水と、熱湯で溶かした重曹水は、できた時点でのアルカリ濃度が違うのです

重曹は、高温で急激に分解されると、重曹よりアルカリ度の高い炭酸塩に変化するためですね。

2NaHCO3(重曹)→ Na2CO3(炭酸塩)+ H2O(水)+ CO2(二酸化炭素)

bakingsoda

画像はそれぞれ8%溶液をph試験紙に染み込ませたものです。

左が常温水で溶かした重曹、右が熱湯で溶かした重曹

右のほうが緑色が濃い(アルカリが高い)のをご確認いただけますでしょうか。

熱湯重曹水はしつこいレンジ汚れのお掃除にも使えます。ただしお肌の弱い方は、ゴム手袋などをされてくださいね。

また、上記レシピは飽和水溶液になる効率重視の配分です。

これ以上重曹の比率を高めると、重曹が溶け残ってしまいます

スプレーに詰め替えた場合は、ノズル詰まりのおそれがあります。もったいないので、ご注意ください。

トイレタンクには、ここからジャーっと注いでおしまい。

tank

便器やタンクの中の黒カビもこのひと手間で予防できるので、日常の掃除は格段に楽になります。

重曹はニオイを吸収する働きもあるので、フタを取った瓶などに重曹をいれて足元に置いておきましょう。これを1週間後トイレタンクへ投入し、同時に足元の消臭用重曹を入れ替えれば、お掃除のサイクルも作れることで、清潔を維持できます。

また、便器周りはクエン酸水で汚れを中和することができます。男子の多いご家庭では必携ですね!

夏のお肌とお風呂の湯アカは同時メンテナンス

入浴時に、クエン酸小匙2杯ほどを小皿に入れて浴室へ持ち込みます。

お風呂やシャワーからあがるとき、洗面器にこのクエン酸を溶かして上がり湯にしましょう

夏場などは、ここにハッカ油があれば一滴落としてよく混ぜると、ハッカの作用ですーっと涼感が増すのでお勧めです。(シャンプーにまぜると、即席サクセスになります。これもおすすめ!)

クエン酸は、石鹸やボディーシャンプーでアルカリに傾いた肌を酸で中和してくれるついでに、湯アカのもとになるアルカリ汚れも中和して流してくれるので、湯アカも防いでくれます。

最後に、「洗濯待ち」のタオル類で浴室の水滴を吸わせておけば完璧です。

排水口のドロドロは、アルミ箔で予防

台所の排水口。トラップ回りのドロドロぬるぬるは、気が滅入るお掃除ポイントの一つ。

これは、アルミ箔で直径1センチほどの小さなボールを作り、これを2,3個放り込んでおけば予防ができます

これは詰まらないのかな? と思う方もいるかもしれませんが、「台所の排水口のごみ受けカゴを取ったトラップのところ」にポンと入れるのです。アルミは軽いので、トラップの排水だまりでプカプカ浮きます。「板チョコの銀紙でボール4つ分」になるサイズだとどんな大きさの排水だまりにも、いい塩梅に浮きます。

筆者は、調理で使いさしのアルミホイルのほか、板チョコの個包装で使われているアルミホイルも活用。1枚の板チョコの包装から、4つのアルミボールを作ってストックしています。必要な時に取り出して、排水口に放り込むだけでとても手軽ですよ。

Al

日常、これがサイクルになれば大晦日だって特別な掃除は必要ありません

現状を汚さない心掛けで時短に繋げたら、趣味の時間も作れます。

あなたが生み出した、あなただけの時間、何をして過ごしましょう。楽しみですね!(執筆者:酒井 菫)

この記事を書いた人

酒井 菫 酒井 菫»筆者の記事一覧 (49)

40代後半・独身女性のフリーライター。
節約という切り口から、時間とお金の付加価値を高める豊かな生き方を実践中。
官公庁、流通小売業、メーカーでの勤務経験があり、バブル期に潤沢な予算で仕事をしたり、バブルがはじけてギリギリまでのコスト削減に取り組んだりと、世相の波に乗りながら、刺激的な会社員生活を送りました。
【寄稿者にメッセージを送る】

今、あなたにおススメの記事
本サイトの更新情報をfacebook・Twitter・RSSでチェックしましょう
この記事が気に入ったら、いいね!しよう

このページの先頭へ