ゆうちょ銀行はやっぱり利用価値大 もっと皆に知ってほしい6つの活用方法

わたしが使っている複数の銀行口座の一つに、ゆうちょ銀行があります。

ゆうちょ銀行といえば、若い世代にはそうでもないかもしれませんが日本人ならおなじみの金融機関ですよね。わたしが子どものころ初めてつくった口座は当時の郵便貯金で、紙ケースに入ったタテ型の通帳だった記憶があります。

以前は金利が高いこともあり重宝されていましたが、低金利時代の近年、ゆうちょ銀行の通常貯金の金利はずっと0.001%。金利に敏感な方はネット銀行を積極的に利用していて、ゆうちょ銀行を使う理由がないと思うかもしれません。

しかし、そんなことはありません。ゆうちょ銀行には他の金融機関にはないメリットがあるのです。

今回は、もっと注目されてもいいのではないかと思うゆうちょ銀行の優れた点を紹介いたします。

≪画像元:http://www.jp-bank.japanpost.jp/≫

1.全国網羅・圧倒的な店舗数

転勤族に、旅行好きの方に。全国どこへ行っても郵便局が近くにあって便利。窓口でしかできない用事があっても困りません。引越しが多いわたしにとって、住所変更などの手続きがしやすくて便利です。

また、ゆうちょ銀行には「支店」という概念がありませんので、引っ越してもマイ支店が遠くなるということもなし

しかも一般的に銀行窓口の営業時間は15時まですが、郵便局の貯金の窓口は16時まで営業してます。1時間の差は大きいですよね。(17時までのところもあり)

【参考】店舗数の比較

三菱UFJ銀行 全国754支店(2018年3月末現在)
ゆうちょ銀行 全国2万4,000の窓口(2018年3月末現在)

2.ゆうちょのATMはとっても便利

ゆうちょ銀行はATMの数も圧倒的で、その数2万8,800台。他の銀行もコンビニなどの提携ATMを入れると2万台以上使えますが、ゆうちょは提携ATMを加えずとも自前のATMが2万8,800台あります。

ゆうちょ銀行のATMは場所によって営業時間が違いますが、使える場合は曜日・時間問わず入出金手数料はいつでも無料。このわかりやすさがいいですね!

また、ファミリーマートへのゆうちょATM設置も増えていて、その場合は23:55~0:05の10分間をのぞく、ほぼ24時間無料でATMを利用できます。

他行の提携ATMを利用するときには手数料が必要ですが、ファミリーマートやデイリーストアに設置されているイーネットATMでは、平日8:45~18:00、土曜9:00~14:00までは手数料無料(他時間は216円)です。

利用ステータスなどの条件がなく、これだけ多くの台数・時間帯の手数料が無料という全国展開金融機関はまれです。学生さんにも安心しておすすめできますね。

そして主婦におすすめしたいポイントは、「通帳だけでATMで引き出しできる」ということ。「通帳+暗証番号」で出金ができるので、キャッシュカードいらずでいつでも出金と記帳が同時にできます。

通帳で出金ができる銀行は意外と少ないのでメリット大だと思います。荷物が少なくてすみますよね。

3.複数口座をつくれる

犯罪防止や管理コストの観点からか、現在はほとんどの銀行が一人一口座しか口座開設ができません。ゆうちょ銀行のHPにも同様な記載があります。

「お1人につき1口座のご利用をお願いしています。すでに口座をご利用いただいている場合、新たな口座の開設をお断りする場合がございます。」

ですが、わたしは子ども名義の口座を一人に2口座ずつ持っています。一つはわたしが管理して、お祝い金や子ども用の貯金を入金。

もう一つは、親が管理するほどでもないおこづかいをおばあちゃんおじいちゃんなどからもらったときに、本人に貯金させるための口座。

窓口で2つめの口座開設をする理由を聞かれるのですが、「親が管理する口座と子どものお年玉貯金の口座を分けたいから」と言ったらOKでした。

念のため、最近ではどうなのかコールセンターで確認したところ、「正当な理由があり、それが認められたらつくれます。」とのこと。

子ども用の通帳は、いただいたおこづかいや毎月渡すおこづかいから、貯金したい金額をATMで入金させています。小銭入金もできるので、貯金箱が貯まったときもATMに入金しに行きます

通帳で金額を見ると貯まっている実感があるのか、とてもうれしそうにしています。

その口座は、子どもが高校生になったときにキャッシュカードをつくって本人に渡しました。

月々のおこづかいは渡した上で「口座の貯金はあなたが小さい頃から貯めていた分だから自由に使っていい」と言っているのですが、まだ少ししかおろしていないそう。

なんでも、長年コツコツ貯めた通帳の記録を見ると、パッと使うのは気がひけるとか。もくろみどおりの効果が出ています。

4.リアルタイムで送金できる

ゆうちょ間送金はATMでは月1回まで手数料無料。(月2回目以降123円)

インターネットバンキングである「ゆうちょダイレクト」なら月5回まで無料。(月6回目以降113円)

電信振替
https://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/sokin/koza/kj_sk_kz_furikae.html

ゆうちょ口座間の送金は電信振替といって、すぐに送金されるので「15時までの送金は営業日中に着金」などというあいまいさがなくて便利です

他にも、ゆうちょ独自の即時送金を使った他行にないサービスで、「電信現金払(窓口払い)」というものがあります。

ゆうちょ銀行の総口座通帳を持っていれば、口座を持っていない相手でも、指定した郵便局で即時に送った現金を受け取ってもらうことができるというサービスです。

1回の送金額は500万円以下で、手数料が648円かかりますが、たとえば遠く離れた子どもや親に、すぐに現金を送りたい場合に覚えておくと助かることもあるかもしれません。現金書留より高額を送ることができ、送料の差もさほど大きくありません。

使えるシーンを想定すると、旅先で財布を落としたとか、キャッシュカードの出金制限額にかかって困っているとか、そんなケースで役立つのではないかと思います。どんな田舎でも郵便局はありますので、いざというときはやっぱりゆうちょなのです。

5.便利なインターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」

ゆうちょ銀行は、インターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」を早い時期から導入しています。

ゆうちょダイレクトは、ほぼ24時間利用可能で、ゆうちょ間送金が月に5回まで無料と、とても便利なのでゆうちょ銀行ユーザーなら必ず申し込んでおきたいサービスです。

その操作性については、「使いやすい」あるいは「使いにくい」と人によって評価が分かれるようですが、よく使う残高や入出金照会と送金・振込の操作については視認性がよいデザインで使いやすいといえるでしょう。


≪画像元:ゆうちょ銀行

ネットバンクは安全性が気になるものですが、ゆうちょダイレクトはパスワードや合言葉の設定、ワンタイムパスワード生成トークンの無料配布、不正送金対策ソフトの無料ダウンロードなど、セキュリティ対策にも力を入れています。

なかでもユニークなものが、ログイン時に表示される画像登録です。

あらかじめ登録した画像と違うものが表示された場合、正規のゆうちょダイレクト画面ではないかもしれないと疑うことができるというものです。


≪画像元:ゆうちょ銀行

万が一、詐欺メールなどに誘導されて偽サイトにログインしそうになっても、いつもと違う画像が出た場合は瞬間的に違和感を感じることでしょう。

さらに、通帳を使用しない「ゆうちょダイレクトプラス」というサービスもあります。

通帳は保管に手間がかかるからいらないと思う方はこちらを利用するといいですよ。

ゆうちょダイレクトプラスでは、入出金照会期間が最大15カ月間。ゆうちょダイレクトでは最大2か月間なので、照会できる期間が大幅に長くなります

また、ゆうちょダイレクトでは不可だった担保定額貯金・担保定期貯金の解約ができます。逆に預け入れはできませんので、窓口で預け入れして景品をもらいましょう。

窓口に行かないと払い戻し手続ができない「ゆうちょダイレクト」のほうがお金が貯まりやすいとも考えられるので、「ゆうちょダイレクト」と「ゆうちょダイレクトプラス」の違いを比較検討してどちらを選ぶか決めるといいですね。

なお、郵便貯金だったころは他行との振込ができませんでしたが、ゆうちょ銀行となった今では他の金融機関とも普通に振込ができます。

ただし、ゆうちょ銀行の独特の口座番号「記号1×××0 番号×××××××1」のままでは手続ができません

ゆうちょ銀行の通帳には振込用の支店名と口座番号が印字されますが、もし記号番号しかわからない場合でも簡単に調べることができます。

【記号番号から振込用の店名・預金種目・口座番号を調べる方法】


注意点として、ゆうちょ間送金なら指定回数内は手数料無料ですが他行宛の振込には必ず料金がかかりますので、振込手数料無料のネットバンクを利用することをおすすめします。

なお、他行への振込手数料は5万円未満ならATM・ゆうちょダイレクト216円(窓口648円)、5万円以上は432円(窓口864円)です。

6.高校生でも安心して使えるVISAカード「mijica(ミヂカ)」


≪画像元:mijica(ミヂカ

子どもがスマホを使うようになると、音楽などコンテンツ購入やネットショッピングをするようになります。支払については親がその都度対応してあげることが一般的だと思います。

そんなシーンに使えるのが、ゆうちょ銀行のサービス「プリペイドカード mijica(ミヂカ)」

一般的なクレジットカードは、18歳以上からしか申込できません。

国際ブランド付デビットカードならほぼ15歳以上からつくることができますが、ゆうちょのmijicaなら12歳以上(小学生は不可)つまり中学生からVISAカードをつくることができます。

mijicaはチャージ式のプリペイドカードですが、しくみはクレジットカードと同じなので使い方はVISAカード一回払いと同じ。

利用限度額は1回につき5万円までなので、高額な買物はできません。基本的にチャージ残高を超える利用はできなくなっています

そのため、ふつうのクレジットカードや、口座残高ぶん使うことができるデビットカードのように使いすぎる心配はありません。

チャージはWebやスマホアプリ、ATMからできて利便性もすぐれています。

高校生になると自立を促していかなければいけませんし、マネーリテラシーを高めることも必要です。

ゆうちょ銀行のmijicaカードなら、利用額をコントロールしながらクレジットカードを使う練習をすることができます

『ゆうちょ銀行の特徴を知って便利に活用を!』

「ゆうちょ銀行」直営店は少ないので、従来の郵便局内の「貯金の窓口」を利用する方が多いと思いますが、地元の郵便局というのはアットホームな雰囲気でほっとしますよね

メリットがいっぱいのゆうちょ銀行は、地方住みでも都会住みでも、誰にでも利用価値のある銀行だと思います。(執筆者:野原 あき)

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この記事を書いた人

野原 あき 野原 あき»筆者の記事一覧 (105)

パート7割、フリーライター3割で働く主婦です。20代のころは旅行と買い物が大好きでした。結婚後、工夫して節約するおもしろさにハマり、お金を貯める楽しさを覚えるとドンドン貯金ができるように。そんな中でもずっと変えないポリシーは、「交際費は惜しまない」こと。ムダを省いてオトクを取り入れることに日々アンテナを張っています。
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