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トランプ市場急来で住宅ローン借り換えが「待ったなし!」 その理由3つ

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トランプ市場急来で住宅ローン借り換えが「待ったなし!」 その理由3つ

アメリカの大統領選挙は、まさかのトランプ氏の勝利に終わりました。

選挙戦中は暴言が目立ったトランプ氏ですが、当選後の穏やかな態度からか経済人としての手腕への期待からか、日米ともの株高、金利の上昇、円安ドル高が続いています

開票前には「トランプ氏当選で大恐慌が起こる」というようなことをおっしゃっていた方もいましたから、これは嬉しい誤算だということになるのでしょうか。もちろん、これが続けばですが。

住宅ローンを固定金利へ借り換えるラストチャンス?


とはいえ嬉しいばかりではありません。というのも、株高・円安は投資家としてはありがたいことが多いですが、金利上昇はローン返済者としては有難くありませんものね。

急激な金利上昇に対して日本銀行は買いオペをするそうですが、その成否も不透明です。

もしかして今って、住宅ローンを固定金利へ借り換えるなら、ラストチャンスなんじゃないですか?

私がそう思う理由を3つ申し上げます!

理由1 変動金利よりも固定金利の方が先に上昇するから

よく言われる話ですが、

「変動金利が上昇したら(上昇しそうになったら)、固定金利へ借り換えよう」

上手くいきません

住宅ローンは長期戦です

固定金利のもとになる長期金利は市場金利で、変動金利のもとになる短期金利は政策金利。

日銀は金融緩和を続けたいようですからしばらくは変動金利は変動しないでしょうが、その間に固定金利がどんどん上昇してしまう可能性があります

しかし住宅ローンは長期戦です。状況が変わって日銀が方針転換するときには、固定金利はもう見上げても見えないほどに高くなっているかもしれません。

変動金利や期間固定金利で借りている人ほど、長期金利(固定金利)の推移には目を光らせておかなければならないんです。

理由2 借り換えには諸費用が必要だから


2つめの理由は、借り換えに必要な諸費用です。保証料が無料のフラット35でも、借入額の2.16%の事務手数料が必要な金融機関がほとんど

1,000万円なら21万6,000円、2,000万円なら43万2,000円ですよ。それに司法書士報酬や登録免許税などの登記費用で10万円前後かかります。細かいところでは1万円の印紙代も。

諸費用に充てられる手持ち資金があるのであれば良いのですが、無ければ貯めるところから始めなければなりません。もうすぐ冬のボーナスという時期ですが、いただけるのであれば使わずにそちらへ回した方が良いかもしれませんね。

理由3 審査に時間がかかるから

最後ですが、現在の金利に納得いったからといって、現在の金利では借り換えできません

借り換えも新たにローンを組むことに変わりはなく、そのための審査が必要です。そう、住宅を新規取得するときに経験した、「仮承認」だとか「本承認」だとかいう、アレです。

手続きに時間をとられるので、結局適用される金利は借り換えを申し込んだときのものではなく、うまくいっても翌月、下手すりゃ翌々月のものになるのです。

住宅ローンでは数%の金利が総返済額にすると何十万円何百万円もの差を生みますので、行動するのなら早い方が良いのです。(執筆者:徳田 仁美)

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《徳田 仁美》
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徳田 仁美

徳田 仁美

関西地方都市在住の30歳代主婦。某私立大学文学部卒。「良いものを長く使う」「不健康が最大の損失」「家族円満は無料で最大の幸福」を心がけて、主婦業を営む。夫の収入で家計を管理する、現在は2児の母。子だくさんでも成立する家計を模索。家計とは別に、結婚前の貯金を株式投資やFXなどで運用する。投資歴は8年程度。最近は新しい時代を作ってくれそうな企業に注目している。 寄稿者にメッセージを送る

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