確定申告・年末調整のときに生命保険料控除の記入の仕方で迷うことはありませんか。

安心して下さい。

記入の仕方で迷うのは貴方だけではありません。確定申告と年末調整に必要な生命保険料控除の記入の仕方を解説します。

生命保険料控除を確定申告書に記入するときの4段構え

第1段階 生命保険料控除証明書を用意しましょう

まずは必要な部分をチョイスします。


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サンプル画像には(1) ~(12) まで付番されていますが、確定申告に必要なのは(1) ~(5) までのたった5つだけ。

(1) 旧生命保険料 9万円
(2) 新生命保険料 7万2,000円
(3) 介護医療保険料 2万4,000円
(4) 旧個人年金保険料 3万6,000円
(5) 新個人年金保険料 3万6,000円

※旧と新の違いは生命保険の契約を締結したタイミングです。

旧制度…平成23年12月31日までの契約

新制度…平成24年1月1日からの契約

ここが間違いやすい

項目をチョイスするときに、サンプル画像「(9) ここに注意しましょう」の証明額を拾い出す方がいらっしゃいます。

その金額は生命保険料控除証明書が発行された10月時点の生命保険料の支払金額なので、あくまでもチョイスするのは年間支払う申告額です。

第2段階 確定申告書の第二表を用意しましょう

青く囲んである「(14) 生命保険料控除」の欄に、それぞれ指定箇所に記入します。

第3段階 画像の計算欄を活用しましょう

第2段階の確定申告書の第二表(1) ~(5) の金額をそれぞれの計算欄の「支払った保険料」に記入します。

記入したら支払った保険料の金額ごとに「控除額」の計算欄に当てはめます。そして、一番下の赤で囲んだ「生命保険料控除額」を計算して記入します。

ここが間違いやすい

「旧生命保険料」と「新生命保険料」の関係です。

両方を併用して適用すると控除額は4万円ですが、「旧生命保険料」だけ適用すれば控除額は5万円。つまり、「旧生命保険料」だけを計算対象にすると5万円所得控除が受けられるため、有利な方を選択します。

第4段階 確定申告書の第一表を用意しましょう

赤で囲んである「(14) 生命保険料控除」の合計額を第3段階の計算欄から転記して、記入は完了します。

知って得する年末調整での生命保険料控除の記入方法

保険料控除申告書への記入方法は2段階のプロセスを践みます。

第1段階 生命保険料控除証明書を用意しましょう


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必要な情報は(1) ~(5) までは確定申告と同じです。

追加でチョイスする項目

(6) マネーの達人 … 生命保険会社

(7) 終身介護医療保険 … 保険の種類

(8) 確定年金 … 保険の種類

(10) 阿部正仁 … 契約者の名前

(11) 終身 … 保険期間

(12) 10年 … 保険料払込期間

第2段階 保険料控除申告書を用意しましょう


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ポイントはいかに青と赤で囲んである部分の金額をキチンと計算するかにかかっています。そのためには、計算欄を活用することをオススメします。

さて、保険料控除申告書への記入方法は生命保険料控除証明書に付番されたものと同じ箇所に記入します。

転記場所

(1) 旧生命保険料9万円→Bの欄(黄色の線)

(2) 新生命保険料7万2,000円→Aの欄(ピンクの線)

(3) 介護医療保険料2万4,000円→Cの欄(緑の線)

(4) 旧個人年金保険料3万6,000円→Eの欄(黄色の線)

(5) 新個人年金保険料3万6,000円→Dの欄(ピンクの線)

まとめ

生命保険料控除は5種類あり、分かりづらかったと思います。

理屈よりも生命保険料控除証明書から機械的に記入する方がマスターするための近道です。(執筆者:阿部 正仁)