最近「◯◯葬」が多くてよくわからない… 亡くなった人を送り出す時、どの葬儀スタイルを選べばいいのか

ライフスタイルが多様化すると、当然お葬式の形も多様化します。

ひと昔前と異なり、最近では

「家族葬」
「一日葬」
「直葬」など

いろいろな「◯◯葬」が登場しています。

亡くなった人をきちんと送り出すのに、どのスタイルを選べばいいのか分からないという方に、この記事ではスタイル別の特徴や費用について解説いたします。

現代の葬儀事情

一般葬

一般葬というのは、葬儀が多様化する前の従来のスタイルのことを指します。

明確な定義というものはありませんが、あえて特徴を取り上げるならば、次の3点が挙げられます。

● 通夜と葬儀という2日間の日程で行う
● 仏教寺院を招いて読経・供養をしてもらう
● 親戚、隣近所、友人知人、会社関係など、広く訃報を流して参列してもらう

バブルが崩壊して葬儀が縮小傾向に向かうのは、バブル期の葬儀が「接待葬儀」などと揶揄されるほどに派手で豪華なものがよしとされていたからです。

しかし、家族葬が主流の昨今でも、お世話になった人にはきちんとお別れしてもらいたいということで、一般葬を選ぶ人は今でも一定数はいます

一般葬の費用は、地域性や参列規模によるので一概に言えないのですが、150万円~200万円が相場でしょう。

家族葬

家族葬とは、家族や親族だけで執り行う葬儀スタイルです。

どこまでの人に声をかけるかは喪主の考えによります。

中には、家族ではないけれどお世話になった人だけには参列してもらうというケースもあるため、小規模葬儀の総称として用いられています

費用の相場は80万円〜120万円くらいでしょう。

家族葬

一日葬

一日葬とは、通夜を行わずに、葬儀・告別式だけを執り行うスタイルです。

通夜は、家族親族以外の人たちの参列の場としての意味合いが強いのですが、家族葬が普及すると、通夜を執り行う必要がないと考える人たちが多くなってきました

時間がない人、費用を少しでも安く抑えたい人たちが一日葬を選んでいます。

費用の相場は60万円~100万円くらいでしょう。

直葬

直葬とは、通夜も葬儀も執り行わない葬儀スタイルです。

病院などから引き渡されたご遺体を棺に納めて、火葬場に直接搬送することから「直葬」と呼ばれています。

実際には、死亡から24時間以内は火葬できないことなどから、一旦安置施設に預けてから火葬に臨むケースが多いでしょう。

費用の相場は20万円~30万円くらいでしょう。

その他のさまざまな◯◯葬

その他にも、さまざまな葬儀スタイルがあります。

【無宗教葬】 宗教者を招かない葬儀。
【音楽葬】 無宗教葬の中でも特に音楽を奏でることに特化した葬儀
【社葬】 会社が喪主となって執り行う大規模葬儀

自分たちにはどのような葬儀スタイルがあっているのか。

葬儀社に相談しながら進めていくのがよいでしょう。(執筆者:五十嵐 信博)



この記事を書いた人

五十嵐 信博 五十嵐 信博»筆者の記事一覧 (27)

葬儀社、仏壇店、墓石店と、供養関連の会社に勤務するライターです。業界歴は12年。1級葬祭ディレクター、2級お墓ディレクターを取得しています。亡くなった人を手厚く弔うことや、目に見えないものを大切にお祀りすることは私たちの幸せにつながります。葬儀やお墓などの記事を通じて、みなさまの仏事でのお困りごとを解消できればと、祈りを込めて綴ります。
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