「勝海舟、二宮金次郎、ニーチェ、堀江貴文」の名言、格言から学ぶ「節約とお金の考え方」

「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎)という書籍が注目を集めて以来、書店には自己啓発に関する書籍が横積みになり人気を集めています。

ニーチェなど歴史的に有名な人の言葉を集めた本だけでなく、堀江貴文氏など現代を生きる有名人の本もたくさん登場しています。

自己啓発本というと、生き方指南や心を楽にする言葉が詰まっているように感じますが、よくみてみると「お金」に関する名言や格言も多いのです。

今回は、有名人や偉人が言った「きれいな言葉」ではなく、「お金」、「節約」に通じる言葉を紹介し、昔も今も変わらない節約の心得についてお話しします。

勝海舟が言った! 「やはりお金は大切だ」

勝海舟は

「みなさい。いかに仲の良い夫婦でも金がなくなって家政が左前になると犬も喰わない喧嘩をやるではないか。国家のことだってそれに異なることはない。」

と言っています。

勝海舟

勝海舟の言葉と言えば

「事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはいかぬ。」

が有名です。

「正直で誠実であることが大切だ」という意味です。

そんな真面目な印象が強い勝海舟でさえも「お金がないことは争いの元になる」と言っています。

正直で誠実であることも大切だけど、やはり懐が寂しくなると人間である以上イライラしたり、悪いことを考えたりしてしまうものなのかもしれません。

良い人間でいるためにも、やはりお金は持っていないよりも持っていた方がいいのではないでしょうか。

二宮尊徳は言った! 「節約とケチは違う! 節約は小さなことからコツコツと」

二宮尊徳とは、昔の学校にあった銅像の二宮金次郎のことです。

二宮尊徳

真面目な人柄ではあったけれど、幼いころからお金の悩みが絶えない人でした。

そのため、二宮尊徳の言葉には「お金」に関する言葉がたくさんあるのです。

お金に関する言葉には、どうしても欲や人間の汚い部分が垣間見られるものが多いのですが、二宮尊徳の言葉には品があります。

二宮尊徳の名言の中に

「目的があるのが倹約である。」

という言葉があります。

節約や倹約は、やりかたを間違えてしまうと生活を貧相にし、視野をせまくしがちです。

しかし、目的がある倹約には品があります。

本来の節約する目的は、お金をたくさん残して豊かな生活を手に入れることですが、節約生活自体が目的になってしまうと、単なるケチな人になってしまう可能性があります。

二宮尊徳の言葉は、節約の目的を見失ってしまい、節約や倹約が「みじめであるもの」と誤解しがちな現代人の心にも響く言葉ではないでしょうか。

二宮尊徳は

「大事を成さんと欲する者はまず小事を務むべし。」

とも言っています。

筆者には「多くのお金を貯めたいと思うならば、まずは小さな節約をコツコツとしなさい」という意味にも受け取れる言葉です。

「わかってはいるけれど、そううまくはいかない」と言いたくなりますが、二宮尊徳は大変な時代に節約と倹約に励み、貧乏な状態からみごとに裕福な立場に復活を遂げました。

やはり口先だけの言葉だけでなく、実際に行動し結果を出した人の言葉には説得力があります。

ニーチェも言っていた! 「物を買いすぎることはよくない」

二宮尊徳は「節約や倹約に目的は大切」と言っていましたが、節約の目的は人それぞれです。

日々の生活にさほど苦労していない人の中には「欲しいものを買うため」という目的で節約している人も多いのではないでしょうか。

節約をして貯めたお金で高価なものを買えたときの喜びはひとしおです。

しかし、ニーチェは

「ある程度までのところ、所有が人間をいっそう独立的に自由にするが、一段と進むと所有が主人となり所有者が奴隷となる。」

と言っています。

ニーチェ

≪画像元:Wikipedia

筆者は「物を買うことは悪いことではないけれど、買う快感にはまり過ぎてしまうと節約と目的が本末転倒になる」という意味に受け取りました。

「お金は使うためにある」のですが、使う快感にはまってしまうと、お金に使われ始めてしまうのかもしれません。

ニーチェは、賛否両論ある哲学者ですが

「人生には進歩と退歩の2つしかない。現状維持とはつまり退歩している証なのだ。」

という言葉からは、とても自分に厳しい人だったような気がします。

節約や倹約は、自分の欲をコントロールできる強さが成功のカギを握っているのかもしれません。

堀江貴文氏はこう考える! 「時間を節約してお金を生む」

節約家に縁遠いものといえばタクシーではないでしょうか。

タクシーに乗らずに、電車やバスなどの公共交通手段を使うことは節約の基本のような気がします。

しかし、堀江氏は

「公共交通機関を利用することで待ち時間を費やすなら、タクシーを利用して時間を節約する。」

と発言していました。

堀江貴文氏

≪画像元:Wikipedia

理由は「待ち時間はお金を生まないけれど、タクシーに乗っている時間は働いてお金を生み出すことができるから」というような説明でした。

節約を重視する人は「お金の守り」を強化することを考えていますが、堀江氏は常に時間とお金とを天秤にかけて「どちらを節約したほうが得するか」を考えているのです。

少し前までは、お金を稼ぐためには時給で稼ぐことが当たり前でした。

そのため、勤務時間外にお金を稼ぐことはできず、働くこと以外では節約がお金を残すためのメイン手段だったのです。

しかし、現代は時給で働くことだけがお金を稼ぐ手段ではありません。

時間とツールを上手に使うことで「お金を生み出すこと」

副業やメルカリなどの個人間売買の手段普及によって「お金を使わない節約」よりも、時間とツールを上手に使うことで「お金を生み出すこと」が可能な時代です。

堀江氏の言葉は、賛否両論あるものが多いのですが、「お金を使わないことだけが節約」という時代は終わり、「お金を生まない時間はお金を使ってでも節約する」という考えも、新しい節約の考え方なのかもしれません。(執筆者:式部 順子)

この記事を書いた人

式部 順子 式部 順子»筆者の記事一覧 (84)

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。
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