「履歴書のウソ」はこうしてバレる! 「年金記録照会回答票」と比べれば一目瞭然

履歴書をゴマかす人は少なくありません。

私は以前、勤務先で中途採用者の募集・面接を担当していたことがあります。

その経験から言っても、

「都合の悪い過去」を勝手に書き変えてしまう人が実に多い

という印象があります。

当時は、以下でお話する手法を知りませんでしたので、結構、大変な目に会いました。

今現在、このことで悩んでいる担当者がいるかもしれません。

今回のお話は、そんな方にリアルに役立ちます。

履歴書のウソはバレる

ゴマかすことの出来ない履歴書とは?

お役立ちアドバイスを先に、お話します。

あなたが新卒を除く中途採用担当なら、求人応募者には履歴書と一緒に「年金記録照会回答票(被保険者記録照会回答票)」を提出してもらって下さい。

年金記録照会回答票

年金記録照会回答票は、全国どこの年金事務所でも入手可能です。

応募者の現住所、出生地がどこであろうと関係ありません。

年金窓口にて、即時に無料でもらえます。

年金記録照会回答票とは、個人の過去の年金加入記録のことです。

年金加入記録は、履歴書そのもの

会社(法人)は規模の大小を問わず厚生年金に強制加入となっていますので、厚生年金加入記録がそのまま個人の職務経歴書となります。

また、20歳から60歳までの日本在住者は国民年金に強制加入となっています。

この40年間のうち会社に勤めてなかった期間は、国民年金の被保険者として記録されることとなります。

年金保険料を納付していない期間があれば、未納期間として記録されます。

40年間の厚生年金・国民年金の加入記録は、そのまま個人のウソ・偽りのない履歴書そのものとなります。

通常の採用活動であれば、20歳から60歳までの動向さえわかれば十分のハズです。

ちなみに、このデータは「ねんきん定期便」のうち、35歳、45歳、59歳に封書で送付されてくる分の中身と同じです。

採用に際して、ホントは「回答票」だけで十分です。

が、回答票と求人応募者が作成した履歴書を比較すれば、ウソは一発でバレます。

ウソは一発でバレます

リアルな採用手続き手法として

士業の行政協力として年金事務所で窓口担当をしていた時に、実際に求職者のために応募する事業所への提出用として回答票を交付したことがあります。

また、小泉元総理の秘書官だった飯島勲さんも、スタッフ採用時には同じやり方を駆使すると自著に書かれています。

つまり、上記のお話のとおりに採用活動を手がけている事業所は実際に存在するということです。

「履歴書をゴマかすことが出来る」などというカン違いをしている人を寄せ付けない秘伝のノウハウになります。(執筆者:金子 幸嗣)

この記事を書いた人

金子 幸嗣 金子 幸嗣»筆者の記事一覧 (21)

社会保険労務士、年金マスターです。公的年金を中心に、社会保障や高齢者家計の今後の動向について情報発信しています。マスコミ発のものを含めた世間に広がっている年金情報は、間違っている情報が多いので、ここではホントのことをお話することで差別化していければと思っています。
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