在宅介護に疲れてきたら、まずは考えてほしい「介護保険サービス」 利用によるメリットと費用

この先いくらかかるかわからない介護ですから、介護費用を節約したいあまり、頑張りすぎているご家族がとても多いです。

介護保険サービスの利用について、お金がかかるから自分たちで何とかやっていこう、と頑張る家族はたくさんいるのです。

働きながら介護までしなくてはならない状況になると、身体的にも精神的にも大変な状況となります。家族で乗り切ろうとしても限界がきてしまいます。

今回は、在宅介護の負担が軽減されるデイサービスとホームヘルパーについて、最低どれぐらいの金額がかかるのか、お金をかけてもメリットのあるものをご紹介したいと思います。

在宅介護の負担が軽減されるデイサービスとホームヘルパーについて

通所介護、通所リハビリ(デイサービス・デイケア)利用によるメリットと費用

在宅介護を頑張ってこられた方にまずおすすめしたいのが、この通所型の介護サービスです。

介護者の負担軽減

介護が必要なご本人様にとって必要な場合はもちろんですが、ご家族の介護疲れ回復、息抜きなど介護の負担を軽減させる目的のためにご利用していただくことも可能なのです。

日中、支援者である家族が仕事の時間帯に介護される方は通所施設で過ごします。

メリットは、介護者の疲労回復だけではありません。

要介護者本人の心身の低下を防ぐ効果が大きい

実際に通われるご本人にとっても、ご自宅から外に出て同じ年代の方と会話を楽しんだり、体操、レクリエーション、お食事などの介護サービスを受けることで心身に刺激になり体力の向上や認知症予防などの効果にもなります

ほとんどの施設に入浴サービス有り

入浴サービス

ご希望があれば入浴もできます。

介護スタッフが安全に対応しながら入浴することができますので、ご自宅のお風呂がちょっと不安と感じている方にもご利用をおすすめしています

自宅での入浴は、慣れないご家族の負担は大きいものです。

浴室の掃除、湯船を沸かす、冬ですと脱衣所の室温が心配といったこともあります。

家族としても、専門職がそろっているデイサービスやデイケアを利用している日は、安心して仕事をすることができます。気になるのは実際の料金です

実際の費用はどのくらい?

通所介護の利用は、介護度により利用料金に違いがあります

また、負担割合1割から3割負担の人もいるのですが、一番安くて1か月1,500円程度から利用が可能です。

お食事が出るところについては介護保険外サービスとして別途料金がかかります

このお食事代も各デイサービスで違いますので事前に確認しておくと安心です。

介護度によって料金が違いますので、ちょっとデイサービスを利用してみようかなと思われた方は、コーディネートのケアマネージャーに詳細を伺い相談していきましょう。

実際に通うとしたら1か月にいくら必要かなど詳細を教えてくれます

訪問介護(ヘルパー)利用によるメリット

訪問介護について

通所介護に比べて送り出す必要もないので、特に準備するような負担はありません。

しかし、人が家に出入りするという点で抵抗のあるか方もいるかもしれません。

ご本人に合った介護サービス

概ね1回、20分から90分ぐらいまで利用が可能です。

掃除や洗濯、生活援助や寝たきりの方については身体介助などを行ってもらえ、家族負担の軽減となります。

定期的に入ってもらえることで、見守りにもなり、状況の変化にいち早く気が付いてもらえることもあります

どれぐらい料金がかかる?

介護費用の負担額は1割~3割負担と分かれていますが、概ね1回数百円で利用することができます

中には、24時間巡回型の訪問介護の利用もありますので、1日に何度も利用したい人はそちらの利用をどうぞ

本人の為に行う家族支援について、遠くからわざわざ時間をつくって行うのであれば、訪問介護を利用し、その分、心の余裕ができるので、本人との時間として有効に利用したらいいのではないでしょうか?

まとめ

介護保険サービスを利用するのはもったいない、と思う方もいるかもしれません。

しかし、介護保険を少し利用するだけでも、家族の身体的精神的負担の軽減を図ることができます。

少ない介護サービスの時間でも上手に利用することで、今までの何十倍も有意義な毎日を過ごすことができますよ。(執筆者:佐々木 政子)

この記事を書いた人

佐々木 政子 佐々木 政子»筆者の記事一覧 (170) http://manetatsu.com/author/msasaki/

ケアマネージャーを7年経験して、現在は現役で老人ホームの施設長を務める介護のプロです。女性ならではの目線も入れながら、介護に悩み困り不安を持つ皆さまにお役立ち情報を提供していきたいと思います。我が家の親も要介護者です。同じ目線で不安と戦っていきましょう!
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