浪費の原因となるストレスを防ぐ【第4回】 アラフィフのストレスは「更年期障害」も疑え

アラフィフが抱えやすいストレスと浪費の関係

筆者が衝動的に浪費した時期はこれまでに4回あります。

その原因は次の4つ。

1. 職場の人間関係の悪化

2. 乳幼児期の子育てストレス

3. 思春期の子どもとの葛藤

4. 子どもの大学進学による家計の悪化

今回は、アラフィフが抱えやすいストレスと浪費の関係について説明します

アラフィフが抱えやすいストレスと浪費の関係

人生最大級の支出となる「大学進学期」をなんとか乗り切る

子どもの大学受験といえば、子育ての集大成にしてもっともお金がかかる時期

我が家も例にもれず、子どもの大学入学~卒業までの間、人生最大の節約モードに入りました。

しかし、これまでいいかげんだった家計のやりくりを根本から見直したこともあり、この時期をほとんど赤字にせず乗り切りました。

貯蓄減による節約のし過ぎでストレスMAX! プチ浪費状態

使いもしないものをたくさん買ってしまう

子どもの大学卒業間際にたくわえが底をつき、我が家は子どもの自立で支出が減った分をすべて老後資金に回すことを決断しました。

その結果、これまで以上の節約生活を自らに強いてしまい、ストレスがMAXになってしまいました。

すると、また浪費の虫が騒ぎ出し、今度は近所に新しく開店した100均で、使いもしないものを買う「プチ浪費」状態に陥りました

意外! プチ浪費の原因はひとつではなかった

それに気づいた筆者は、過去の経験から「過度の節約がストレスの原因」と自己診断しました。

そして、次の事項もストレスの原因となっていることに気づきました。

・ 子育て後の人生プランが見えない不安

・ 体力の衰えからくる健康不安

これらの事項は他者に相談しづらいため、解決が難しいと思いました。

そこでかかりつけ医にカウンセリングについて相談してみたところ、医師は「その不安感は更年期障害が原因では?」と一言

まずは婦人科を受診するようにとすすめられました。

「更年期障害」が浪費の元凶となっていた

婦人科で検査した結果は、「中重度の更年期障害」でした。

体の症状がなかったので驚きましたが、医師によれば「心の不調だけの人もいる」とのことでした

さっそく投薬などの治療を開始。

その後2週間ほどで不安が薄らぎ、ストレスも大幅に軽減されました。

浪費に気づいてから日が浅かったため、過去3回よりも早い時期に脱・浪費できたことも付け加えておきます

更年期以降の浪費には多角的な対処が必要

更年期の生き方

婦人科で受けたカウンセリングによれば、「更年期以降はできるだけ気楽に生きる道を選び、ストレスをためない」ことが鉄則だそうです。

そのためには、多角的なストレス対策が必要だともいわれました。

そこで筆者は、ストレスをためないようにするため、以下のことを心がけています。

1.お金の不安&ストレス対策

・ 節約しすぎず適度にお金を使う

・ 保険などのムダな出費を見直す

・ 高齢になってもできる仕事を始める

・ 介護制度についてよく調べておく

2.子育て後の人生プランの構築

・ 妻でも母でもない自分の居場所を作る

・ 子育てのために抑えていたことを再開する

・ 意識して夫婦の時間を作る

3.健康不安への対策

・ 十分な睡眠時間の確保

・ 腹八分目の食事

・ 節酒

・ 適度な運動

・ 定期的に健康診断を受ける(病気の早期発見)

・ 異変を感じたらすぐに病院を受診する

これらの心がけが、意外と強力なストレスの抑制になり、プチ浪費の衝動も抑えられています

浪費を自覚したらストレスの有無をチェックしよう

これまで4回にわたり、ストレスから浪費を行った原因とその経緯、脱・浪費のきっかけとなった対処法についてお伝えしてきました。

「ストレスが原因で浪費してしまった」という経験は、筆者だけではないようです。

女性だけで集まると、ストレス解消でつい浪費してしまった「武勇伝」で盛り上がります。

しかし、浪費のストレス解消効果は一瞬です。

その後は浪費してしまった後悔から、もっと大きなストレスを抱える羽目になります

そんな負のスパイラルにはまった人は、まず自分の中にストレスがたまっていないかチェックしてみてください。

もし本当にストレスが原因となっている場合は、それを取り除くことで浪費を抑制できるかもしれません。(執筆者:大岩 楓)

この記事を書いた人

大岩 楓 大岩 楓»筆者の記事一覧 (80)

元銀行員にしてベテラン主婦のフリーライターです。クレジットカードや節約記事などの執筆のほか、既成記事の校閲も行っています。50代になった現在、最大の関心事はずばり「老後のお金」今後のマネープランについて真剣に考え始めました。そこで自らの勉強も兼ね、銀行員時代に培った金融知識と25年以上の家計管理経験をベースにお金に関するさまざまな事柄について深堀りしていきます。
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