【介護】「ケアプラン」作成が有料化の見込み カギとなる「ケアマネージャー」の選び方、3つのコツをお話しします。

そもそもケアプランとは

ケアプランは在宅介護・施設介護の両方に存在します。

ケアプランはその名の通り、その人がどのようなケアを受けていくか考えられたプランです。

在宅介護の場合で考えてみます。

90歳で車椅子生活の女性がいたとします。

90歳で車椅子生活の女性

65歳の娘と二人暮らしで、いつもは娘の介護を受けていますが、普段の生活のなかでは

「もっと〇〇したい」
「もう少しだけ□□できるようになればいい」

このような願いを持って生活しています。

その願いを叶えるための計画なのです。

例えば、週に1回しかお風呂に入れていない状態で、

「週に2回風呂に入ることができれば、気持ちがいいのになぁ~。」

と要望があった場合、その要望を叶えるために訪問入浴サービスが受けられるように、計画の中に取り入れていき、実現できるようにするのです。

これがケアプランです。

ケアプランの作成費用について利用者負担は0円だった

ケアプランを作成するのはケアマネジャーですが、作成にあたり直接利用者からお金を頂いてはいませんでした。

その代わりに、その作成にかかる費用の10割(1万4,000円)を保険者(それぞれの自治体)から受け取っていました。

しかし、急増する介護サービス費を抑制する狙いで、他のサービス同様に一部自己負担となる見込みです。

ケアプランは自分で作成することもできますが、作成費用はかからないということで、多くの人がケアマネジャーに依頼していました。

横浜市のケアプラン作成費用について

ケアプランが有料化になればいくらか

先ほども少し触れましたが、ケアプランの作成費用は平均で月々1万4,000円ほどです。

なので、利用者が自己負担するようになれば、

1割で1,400円、2割で2,800円、3割ともなれば4,200円

になります。

この有料化に関しては、早ければ2020年の通常国会への関連法改正案提出を目指しています

これから重要になるのは、ケアマネジャー選び

ケアマネジャー選びが重要

ケアプラン作成に関しては、利用者負担がありませんでしたが、これからは違います。

そうすると重要になるのがケアマネジャーの選び方です。

一度選ぶと変更できないわけではないですが、簡単に変更できるものではありませんので、慎重に選ぶことが大切です。

今回は私の経験を基に、上手なケアマネジャーを選ぶ3つのコツをお伝えします。

1. 人柄で選ぶ

一方的に第三者からすすめられたケアマネジャーに決めてしまうのは危険です。

やはり人間ですので、「合う」「合わない」があります。

ケアマネジャーを紹介されて、直接会ってもいないのに決定することは絶対に避けましょう。

少なくとも、その人の雰囲気、話し方、マナー、介護に関する考え方などを観察する意味でも、最低1回面談をしてから決めましょう。

2. 口コミや噂で選ぶ

これは田舎ほど有力な情報になります。

私の働く地域は比較的田舎なので、

「近所の〇〇さんが良いといったからお願いする。」
「ここのケアマネさんの対応が良いと聞いたからお願いしたい。」

このように言って依頼を受ける場合があります。

やはり、人からの情報は大切です。

3. 担当している人数も目安にする

あまり知られていませんが、要介護の人だとひとりのケアマネジャーが担当できる数は、35人までと決まっています。

言い換えれば、35人ぐらいを超えてしまって担当すると、ケアマネジャーとして十分に機能しなくなるということです。

ケアマネジャーに最初に会ったとき、

「何人の方を担当されていますか?」

と尋ねます。

担当数が多ければ多いほど、そのケアマネジャーさんは忙しいということになります。(執筆者:陽田 裕也)

この記事を書いた人

陽田 裕也 陽田 裕也»筆者の記事一覧 (47)

介護福祉士の養成校を卒業後、介護福祉士として特別養護老人ホームに勤務する。その後、介護支援専門員や社会福祉士を取得して、現在は生活相談員として相談援助の分野で高齢者福祉に関わっている。高齢者虐待予防や適正な身体拘束についても取り組みを強化し、日々自己研鑽に務めながら、介護保険制度についても理解を深めている。
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