【確定申告】マイナンバーカードとICカードリーダーがなくても申告できる「電子申告(e-tax)」のメリットとデメリット

2019年から、電子申告(e-tax)の利用がより便利になりました。

e-taxを利用するためには、これまでマイナンバーカードとICカードリーダーが必須でした。

しかし、2019年以降はこれらを持っていなくてもe-taxを利用できる「ID・パスワード方式」が用意されました。

また、パソコン以外にスマホでも申告ができるようになりました。

このように利便性が向上し利用が推奨されているe-taxですが、そもそも確定申告する私たちにとって、e-taxを利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか

電子申告(e-tax)

≪画像元:e-tax

メリット1 : どこでも

税務署や確定申告会場に行ったことがある方ならご存じと思いますが、確定申告の時には非常に混雑します。

e-taxなら場所は選びません

自宅など自分の都合がよい場所でパソコンやスマホを利用して申告するので、混雑に巻き込まれる心配はありません

メリット2 : いつでも

確定申告の受付会場は午後5時ごろには終了してしまいますが、e-taxは時間も選びません。

確定申告の時期は、メンテナンス時間を除いて24時間いつでも利用できます

いつでもどこでも利用できる

メリット3 : 還付の受け取りが早い

医療費控除などで、所得税の還付を受けるために申告する人も多いでしょう

この還付金を受け取るには、申告してから1か月から1か月半程度とそれなりの時間がかかります。

e-taxでの還付申告であればもっと早く2、3週間で還付金を受け取ることができます

メリット4 : 添付書類が省略できる

e-taxを利用して確定申告する場合、添付書類を省略できるものがあります

例えば、通常、会社員が確定申告すると、給与所得の源泉徴収表の添付が必要となりますが、e-taxを利用者はその添付を省略できます。

e-taxの準備は少し面倒

たくさんのメリットがあるe-taxですが、デメリットもあります。

e-taxを利用するための準備に手間がかかるということです。

マイナンバーカードとICカードリーダーを準備して使えるようにパソコンの設定をするのは、結構な時間と費用がかかりますし、パソコンの設定等もちょっと複雑です。

2019年からは、これらの準備が不要な「ID・パスワード方式」もありますが、申請後に税務署窓口に行って対面でIDとパスワードを受け取る必要があるので、こちらも少し手間がかかります

行政サービスのデジタル化は進んでいく

準備はちょっと手間がかかるe-taxですが、多くのメリットがあります。

電子化、デジタル化の第一歩としてe-taxに挑戦してみることをおすすめします。

現在、行政手続きを原則として電子申請に統一するという「デジタルファースト法案」が注目を集めています

大半の行政手続きがインターネットで行え、書類の添付も必要ないというデジタル時代も近いのかもしれません

まずは、毎年行っている確定申告から電子化を進めてみてはいかがでしょうか。(執筆者:潮見 孝幸)

この記事を書いた人

潮見 孝幸 潮見 孝幸»筆者の記事一覧 (39)

ITエンジニアとして金融の世界に入り、その後、資産運用会社で勤務。証券制度の法改正対応や業務の企画に従事。現在は独立し、金融ライターとして活動。資産運用、証券税制、社会保障制度などを中心として執筆中。執筆のほか、中国語翻訳、経営コンサルティングも手掛ける。1級DCプランナー(企業年金総合プランナー)
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