大手生保初の「認知症保険」その内容と費用 通常介護の倍かかる医療費への備え方

認知症」、10年前は自分が気づかなかったのか、世間でもあまり認識されていなかったのか、まさに今、この言葉が日常でも多く聞かれるようになりました。

高齢化社会が進み、働くビジネスマンの両親が「認知症」になっているケースも増えてきました。

統計では95歳になるまでに、男性では6割、女性で8割が認知症になるとまで言われています。

頭の中の消しゴムが思い出を消していくのは、一緒にいる家族にとってはとても悲しい出来事です。

ですが、それ以上に財産までも蝕んでいく認知症は、なんとか対応できるようにしておきたいものです。

介護の認定について知っておこう

介護の認定

要支援1

・居室の掃除や身のまわりの世話の一部に何らかの介助(見守りや手助け)を必要

・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要

・排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる

要支援2

・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要

・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要

・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要

・排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる

要介護1

・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要

・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要

・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要

・排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。

・混乱や理解低下がみられる

要介護2

・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話の全般に何らかの介助(見守りや手助け)を必要

・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えが必要

・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要

・排泄や食事に何らかの介助(見守りや手助け)が必要

・混乱や理解低下がみられる

要介護3

・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話が自分ひとりでできない。

・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作が自分ひとりでできない。

・歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分でできない

・排泄が自分ひとりでできない

・いくつかの不安行動や全般的な理解の低下がみられる

要介護4

・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話がほとんどできない

・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作がほとんどできない

・歩行や両足での立位保持などの移動の動作が自分ひとりではできない

・排泄がほとんどできない

・多くの不安行動や全般的な理解の低下がみられる

要介護5

・身だしなみや居室の掃除などの身のまわりの世話ができない

・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作ができない

・歩行や両足での立位保持などの移動の動作ができない

・排泄や食事ができない

・多くの不安行動や全般的な理解の低下がみられる

認知症には因子があるって知ってましたか?

認知症のチェックリストには、以下の13項目が並んでいます。

1.「75歳以上」
2.「仕事なし」
3.「糖尿病あり」
4.「物忘れの自覚あり」
5.「うつ傾向・状態あり」
6.「情緒的サポート受領なし」
7.「スポーツ的活動への参加なし」
8.「バス電車利用外出不可」
9.「食事用意不可」
10.「請求書支払不可」
11.「年金書類作成不可」
12.「新聞読まない」
13.「病人見舞う不可」

参考資料:JAGES 日本老年学的評価研究 認知症チェックリスト(pdf)

あなた、もしくはあなたのご両親は大丈夫でしょうか?

リスク因子があると残念ながら罹患リスクが高まってしまいます。

認知症はお金がかかる?

通常の「介護」に比べて、認知症が加わると、医療費はその倍かかるといわれています。

そして、今まで特段の「物忘れ」がなかった高齢者も、突然のケガで、入院している間に、急速に「認知症が現れ、その症状が進みやすい」と言われています。

健康でもケガからの入院→認知症発症というケースは実はとても多いです。

大手生保初の認知症の保険って?

第一生命が昨年の12月から「かんたん告知 認知症保険」を発売しました。

かんたん告知 認知症保険

≪画像元:第一生命

それと同時に第一生命ホールディングスは、アメリカのスタートアップ企業であるニューロトラック社と、アルツハイマーや認知症の急速な拡大に対して共同で取り組む提携をしました。

何だか心強いニュースだなあと感じていたところ、さっそく、「ニューロトラック認知機能テスト」が「健康第一」認知症予防アプリに搭載されました。

ニューロトラック認知機能テスト

保険はどんな内容?

認知症保険は、認知症と診断され、かつ、公的介護保険制度での「要介護1」以上の認定がされた期間中であるときに保険金が支払われます。

保険期間は終身や定期を選ぶことができ、契約の年齢は40歳から85歳(終身の場合)、定期の場合は40歳から70歳です。

保険金額は、200万から1,000万円を選択できます。

安いの?高いの?

この第一生命の保険は、認知症に特化したことで、安い保険料で加入が可能です。

例えば、保険料の払込期間が終身で、保険金額が300万円の場合、月々の保険料は、65歳の男性で6,054円、女性で7,530円

少し健康に不安があったとしても、認知症に関連する持病がない、かんたんな告知4つが全て「いいえ」であれば、申し込みが可能です。

認知症も、深刻な病気に

認知症も、深刻な病気に

認知症も、がんと同じくらい深刻な病気となってきました。

その分、お金もかかります。

ならないことを祈るよりも、上記因子項目でその可能性が高い場合、安い保険料で備えておくことも必要な時代になってきました。

アルツハイマーや認知症に詳しい会社との提携をしている会社のサービスやコンテンツは、最前線のものが出てきます。

検討をされてみてはいかがでしょうか?(執筆者:鮫島 ひかる)

この記事を書いた人

鮫島 ひかる 鮫島 ひかる»筆者の記事一覧 (30)

2001年慶応義塾大学法学部卒業。損害保険会社OLから転身、フリーライターをしています。コピーライティングも得意で今まで様々な広告に携わらせていただいています。現在では、マネー・保険記事以外に、音楽サイトと美容・健康関係の記事も執筆中です。健康オタクのため、腸育コンシュルジュの資格も取得。困っている方がいると放っておけないおせっかい者です^^皆さんのお役に立てることが自分の中のモットーですので、皆様の心に届く文章でさまざまな知恵をお届けできるように頑張ります。
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