【Pay破産にご注意!!】便利なスマホ決済ですが…それ本当におトクなの? 筆者が思う4つの注意点

買う人も売る人も「スマホ決済」の時代

スマホ決済時代

2018年12月4日に、スマホで支払いをするサービスの「PayPay」が、総額100億円分のキャッシュバックをするキャンペーンを展開し、家電量販店の前に長蛇の列ができました。

買い物を「PayPay」で支払うと、支払額の20%がボーナス還元されるのと、40回に1回の確率で全額がボーナスで還元されるキャンペーンが併設されたもので、ビックカメラなどは、自社の8%還元キャンペーンと合わせて28%も還元されました。

結果、利用者が殺到し、3月末まで予定されていたこのキャンペーンは、わずか10日で上限の100億円に到達して終了しました。

「100億円あげちゃうキャンペーン」の第2弾が、2月12日からスタートしています。

今回の目玉も支払代金の最大20%を還元

1回の買い物ごとの還元額の上限が、前回の5万円から1,000円に引き下げられ、さらに使った全額分が戻る「やたら当たるくじ」も最大1,000円までになっているので、前回のような派手さには欠けるようです。

ただ、前回のキャンペーンで、利用しようとスマホにアプリをダウンロードした人も多く、また、店側も3年間手数料が無料ということで、取り扱いを始めるところがかなり増えているようです。

スマホ決済は、百花繚乱 「pay」がどんどん増えている

話題のスマホ決済ですが、「PayPay」のほかにもたくさんのものがあって、最近は、

・ ドコモ
・ au
・ Amazon
・ セブンイレブン
・ ローソン
・ フアミリーマート
・ メルカリ
・ みずほ銀行
・ 北陸銀行

なども乗り出しています。

コカ・コーラでは、自動販売機と連携したスマホ決済も出しています。

スマホ決済は、無料アプリをダウンロードし、それを使って支払いをします。

クレジットカードのようなサインが必要なく、現金のように少額の支払いでたくさんの釣り銭の硬貨が戻ってきて財布が重くなるということもありません。

ですから、気軽に使えることで若い方を中心に広がっています。

かなりの種類が出てきています

・ PayPay
・ LINE pay
・ OrigamiPay
・ 楽天ペイ

payが増殖

支払い方法

前もってチャージした中から払う… 前払い方式

アプリに登録したクレジットカードで払う… 後払い方式

使ったその場で銀行口座からお金が引き落とされる… 即時払い方式

・ 「PayPay」は前払い方式か後払い方式

・ 「LINE pay」は前払い方式

・ 「OrigamiPay」は後払い方式か即時払い

アプリがダウンロードしたら、会計の際に店にあるQRコードをスマホで読み込んで支払うか、スマホアプリにあるコードを店が読み込むかの2通りで支払います。

どちらも簡単で、使い慣れた人は、財布から現金を出すことのほうが面倒だとも言います。

スマホ決済「4つの注意点」

便利なスマホ決済ですが、デメリットはないのでしょうか。

スマホ決済でのデメリットもしくは注意点は、主に4つあります。

1. キャッシュバックポイントやチャージした現金にある「使用期限」

例えば「PayPay」で見ると、せっかくキャッシュバックポイントを貯めても、最後の使用から2年が経過してしまうと、キャッシュバックポイントは消えてしまいます

キャッシュバックポイントだけでなく、例えば1,000円をチャージしたとしても、2年使わないとその1,000円は消滅してしまいます。

まだ、使えない店も多くあります。

なるべく多くの店で使えるものを選び、消失させないようにしなくてはなりません。

2. 簡単に決済できるだけに、ついつい使い過ぎてしまう

また、さまざまな「Pay」が出ていますが、複数使うときには、それぞれの管理をしっかりしないと、いつのまにかあっちでもこっちでも出費しているということになりかねません。

3. チャージしたお金を再び現金に戻すことができないことが多い

チャージはできても現金はもらえません

戻すことができても、手数料がかかったりしますから、注意が必要です。

残っている端数のお金をきっちり使い切るというのは難しいので、多少の額が残っていると、またチャージしてしまい、買い物が増える可能性が。

4. 衝動買いが増え、計画性がなくなりやすい

財布に1,000円しか入っていなければ、その1,000円で何を買おうか真剣に考えるでしょうが、そうしたことを考えなくても買い物ができます。

「PayPay」だけでなく、いま各社が「おトク」をアピールするキャンペーンをしています。

けれど、こうしたデメリットも考えずにキャンペーンにつられてアプリをダウンロードしまくると、後で後悔することになるかも。

便利なスマホ決済ですが、「ご利用は計画的に!」(執筆者:荻原 博子)

この記事を書いた人

荻原 博子 荻原 博子»筆者の記事一覧 (38) http://www.ogiwarahiroko.com/

経済ジャーナリスト
1954年生まれ。経済事務所勤務後、1982年からフリーの経済ジャーナリストとして、新聞・経済誌などに連載。女性では珍しく骨太な記事を書くことで話題となり、1988年、女性誌hanako(マガジンハウス)の創刊と同時に同誌で女性向けの経済・マネー記事を連載。難しい経済やお金の仕組みを、生活に根ざしてわかりやすく解説し、以降、経済だけでなくマネー分野の記事も数多く手がけ、ビジネスマンから主婦に至るまで幅広い層に支持されている。バブル崩壊直後からデフレの長期化を予想し、現金に徹した資産防衛、家計運営を提唱し続けている。新聞、雑誌等の連載やテレビのコメンテーターとしても活躍中。「どんとこい、老後」(毎日新聞社)、「お金は死ぬまえに使え」(マガジンハウス)、「ちょい投資」(中央公論新社)など著書多数。
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